11月の軽乗用場車市場は2カ月連続で前年実績割れ(90.6%)。前年実績を上回ったのはスズキ、スバル、マツダの3社のみだった。
 主要ブランドのシェア(カッコ内は販売台数の前年同月比)は、スズキが34.8%(前年同月比105.5%)、ダイハツは25.5%(同76.1%)、ホンダは20.9%(同73.9%)、日産は10.4%(同91.2%)。

11月の軽乗用市場は前年比マイナス10%。N-BOXが6カ月連続セールスランキング首位!(SUV除く軽自動車販売TOP15・2024年11月)
(画像=N-BOXは6月以降6カ月連続で首位をキープ。前年同月より3000台ほど減らして入るが、1万8000台余りを販売している。2023年度の販売台数は21万8478台。今年はどうなるか?、『CAR and DRIVER』より 引用)

11月の軽乗用市場は前年比マイナス10%。スズキが好調を継続。

 11月、ホンダN-BOXは6カ月連続で販売台数TOP。前年同月比85%だったものの、1万8000台余りをセールスし、同127%と好調の2位スズキ・スペーシアに3500台以上の差をつけた。3位にはダイハツ・タント。前年実績超えにはならないものの、5月以降復調し、ここ6カ月は1万台レベル、もしくはそれ以上のセールスを持続している。また、ダイハツ・ムーヴが前月から2ランクアップ、前年超え(107%)で4位にランクアップ。
 軽乗用車全体の販売台数が前年同月比90.6%と低調、TOP10のモデルで前年実績を超えたモデルは、スズキ・スペーシア、アルト、日産ルークスの3モデルだけだった。

11月の軽乗用市場は前年比マイナス10%。N-BOXが6カ月連続セールスランキング首位!(SUV除く軽自動車販売TOP15・2024年11月)
(画像=スズキ・スペーシア は5月に販売首位となった。前年実績超えを続けているものの、王者N-BOXにはなかなか届かない。写真はカスタム・ハイブリッドGS、『CAR and DRIVER』より 引用)
11月の軽乗用市場は前年比マイナス10%。N-BOXが6カ月連続セールスランキング首位!(SUV除く軽自動車販売TOP15・2024年11月)
(画像=ダイハツ・タントは半年ほど1万台レベルの販売を継続。来年FMCが予想される新型モデルでトップ争いに本格参戦へ。写真はタント・ファンクロス、『CAR and DRIVER』より 引用)
11月の軽乗用市場は前年比マイナス10%。N-BOXが6カ月連続セールスランキング首位!(SUV除く軽自動車販売TOP15・2024年11月)
(画像=10月から2ランクアップ、5位の日産ルークス。6月下旬にマイナーチェンジを実施し発売。以後、好調な販売実績だ。写真はルークス・ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション、『CAR and DRIVER』より 引用)
11月の軽乗用市場は前年比マイナス10%。N-BOXが6カ月連続セールスランキング首位!(SUV除く軽自動車販売TOP15・2024年11月)
(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

■カー・アンド・ドライバー調べ
(※ジムニーなどのSUVモデルは別カウント)

提供元・CAR and DRIVER

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