今すぐ審査なしで15万円借りる方法は3つ
金融機関の審査なしで今すぐ15万円借りる方法は下記の3つだ。
クレジットカードのキャッシング枠を利用する
クレジットカードのキャッシング枠を利用すれば、金融機関の審査なしで15万円借りることができる。実際はクレジットカード発行時にキャッシング枠も合わせて審査を受けているので、キャッシング枠があれば追加の審査は必要ない。
ただし、クレジットカードにキャッシング枠がなければ話は変わる。別途審査を受けなければならないので注意が必要だ。クレジットカードのキャッシング枠は総量規制の対象となるため、借入枠は年収の3分の1を超えることができない。最初は数十万円から始まることが多いが、15万円であれば借りられる人は多いであろう。
キャッシング枠の返済方法には主に1回払いとリボ払いの2つの方法があり、1回払いの場合は利息を抑えて返済可能だ。1ヵ月程度でまとまったお金が手に入るという場合はこちらを選ぶといいだろう。
リボ払いは毎月一定額を支払うため毎月の返済を減らすことができるが、長期的に多額の利息を支払わなければならない。返済総額が跳ね上がるので注意が必要だ。
家族や友人からお金を借りる
家族や友人からであれば、すぐに15万円借りることも可能であろう。個人間の貸し借りとはいえ、お金を借りるときは借用書を作成し、支払う意思と支払計画を明確にしておくことが重要だ。
家族や友人からお金を借りる際に気を付けておきたいのが、後々トラブルになってしまう可能性があるということだ。
2021年に株式会社タンタカが実施した「お金を貸したことがある方500人にアンケート」によると、「全額返済された」と回答した人が71.4%いる一方、「完済されていない」と回答した人が28.6%いるという。
さらに、「お金を貸した相手と今まで通りの関係を維持できましたか?」という質問に対し「はい」と答えた人の割合が81.2%いる一方、18.8%は「いいえ」と回答したという。
お金を借りたことが原因で相手との関係性が悪化してしまうことがないよう、約束した期日に全額返済しよう。
質屋で借りる
質屋でお金を借りる方法もある。質屋では、資産価値のあるものを預けることで、その担保価値を元にお金を借りられる。質屋営業法に基づく正当な商取引だが、銀行での借り入れやカードローンと違い、個人信用情報に関係なくお金を借りることができる。
資産価値のあるものがあれば、メルカリなどのフリマアプリで売ってお金にする方法も考えられるが、質屋なら借りたお金をあらかじめ定めた期限内に返済すると預けた物品を取り戻すことができる。
質屋における一般的な返済期間は3ヵ月だ。資産価値があるものを持っているものの、最終的には手元に置いておきたいという人におすすめだといえる。
時間はかかるが審査なしで15万円借りる方法
すぐにお金を借りられるわけではないが、審査なしで15万円借りる方法としては以下の2つがある。
生命保険の契約者貸付を利用する
生命保険には契約途中で解約した場合でも受け取れる解約返戻金がある。この解約返戻金の一定範囲内でお金を借りることができるのが生命保険の契約者貸付だ。
契約者貸付は保険会社の審査なしでお金を借りることができるが、申し込みから資金を受け取るまでやや時間がかかるケースがある。申し込んだ後に、生命保険会社が対象の生命保険の有効性や解約返戻金の額を確認した後、借入可能額を通知するからだ。
ただし、営業時間内に契約者貸付手続きを完了し、生命保険会社側がスムーズに手続きを完了した場合、当日中に入金となるケースもある。
従業員貸付制度を利用する
従業員貸付制度は企業が従業員に低金利、もしくは無利息でお金を貸し付ける制度だ。従業員貸付制度は正確には社内での審査はあるが、金融機関での審査ではないため、過去に延滞を理由に個人信用情報に問題があるケースでもお金を借りられる可能性がある。
借入可能額は勤続年数や給与額を参考に決められることが一般的で、社内審査に通ればまとまった額の借り入れも可能だ。
ただし、従業員貸付制度は全ての企業に導入されているわけではなく、主に資金に余裕がある大企業に多い。また、借りたお金の使用用途は災害や病気に限定されていることが多い点に注意が必要だ。
即日で15万円が必要なら消費者金融カードローンがおすすめ
ここでは、その理由を見ていこう。
消費者金融カードローンとは?
消費者金融が提供するカードローンを指す。
銀行系のカードローンと違い、貸金業法の規制を受けるために借入額は年収の3分の1が上限となる。
消費者金融カードローンを利用するには審査が必要だが、即日で借りられるケースが多い。
お金が必要になる前にカードローンを契約しておき、必要なときだけ借り入れする方法もある。実はカードローンの審査は最初の一回だけなので、これなら急に必要になっても審査なしで即日お金を借りられるのだ。
15万円を借りた場合、利息はいくら?
ここでは、金利18.0%で消費者金融カードローンを借りたときの利息を紹介する。カードローンの返済方式にはいくつかあるが、毎月一定額を返済していく方式が一般的である。
毎月の返済額を決める方式もいくつかあるが、ここでは借入残高に応じて毎月の返済額が決まる残高スライド元利定額返済方式・12ヵ月の返済でシミュレーションする。
毎月の返済額 | 13,751円 |
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返済期間 | 12ヵ月 |
利息の総額 | 15,020円 |
返済総額 | 165,020円 |
適用金利は審査の結果決定するが、仮に最も高い18.0%になったとしても、15万円の借り入れであれば利息の負担もそこまで大きくはならない。一度カードローンを作っておけば、返済した後はまた必要になったときにお金を借りることもできる。
今すぐお金が必要な人はもちろん、いざというときの備えが欲しい人は、消費者金融カードローンの検討をおすすめしたい。
15万円がどうしても必要なら稼ぐ選択肢も!
15万円がどうしても必要であれば、稼ぐことも選択肢に入れてみよう。
不用品を売る
メルカリなどのフリマアプリを使って、不用品を売ることでお金を作ることができる。身の回りのもので、使っていないものが意外と高値で売れるケースもあるものだ。
パソコンやカメラで使っていないものがある場合、それらを売りに出すことでまとまったお金を手に入れることも可能だろう。例えば画集や楽譜といった一昔前に購入したものが時を経て思わぬ価格で取引されているケースもある。
即日でお金が欲しいのであればリサイクルショップで不用品を処分するのもおすすめだ。しかし、リサイクルショップは買い取ったものを別の人に売って利ザヤを稼ぐ。基本的には、フリマアプリなどを使って自分で売ったほうが手元に残すお金を多くできるだろう。
単発の仕事をする
日雇い労働など単発の仕事でお金を手にする方法もある。短期間で仕事を詰め込めば、地域にもよるが、2週間程度で15万円を手に入れることも可能だろう。
すぐにお金が欲しいのであれば、仕事終わりにお金を受け取れる仕事を選ぶのがおすすめだ。
審査なしで15万円借りたくても絶対にやってはいけないこと
審査なしで15万円借りたくても絶対にやってはいけないこととして、以下のようなものがある。
● 個人間融資
闇金は貸金業登録をしていない業者のことで、闇金がお金を貸すこと自体違法行為だ。お金を貸し付けるときの利息は利息制限法により、上限が15%~20%で定められている。闇金はこうした法律を守らず、法外な利息を要求されるケースがあるのだ。
闇金は違法なので借りてしまったとしても返済する必要はない。やむにやまれず闇金からお金を借りてしまったという人は早い段階で弁護士に相談しよう。
個人間融資は、家族や友人間で行う分には問題はない。しかし、SNSで知り合った個人から融資を受ける行為は、貸し付ける側が複数の個人に反復して貸し付けている可能性が高く、この場合は貸金業者の登録が必要になる。
つまり、後者の場合は違法な融資になるのだ。
SNSで個人間融資を行うケースも、闇金と同様に法外な利息を請求されたり、違法な取り立てをされたりするというリスクがある。個人間融資を受けてしまったという人も、早い段階で弁護士など専門家に相談しよう。
お金がなくて生活が苦しいなら「公的融資制度」も検討しよう
公的融資制度は国や自治体が貸し付ける制度で、何らかの理由によって民間企業を利用できない方や社会的弱者になりやすい方を対象にしている。
ここでは、代表的な公的融資制度を見ていこう。
生活福祉金貸付制度
生活福祉資金貸付制度は、低所得者や高齢者、障がい者の方が安定した生活を遅れるよう、都道府県の社会福祉協議会が資金の貸し付けを行う制度だ。
対象 | ・低所得者世帯 ・障害者世帯 ・高齢者世帯 |
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資金の種類 | ・総合支援資金(生活費・居住入居費・一時生活再建費) ・福祉資金 ・教育支援資金 ・不動産担保型生活資金 |
生活福祉資金貸付制度にはさまざまな種類があり、要件を満たすことで貸し付けを受けることができる。
例えば、総合支支援金の生活費は、生活を再建するまでのあいだに必要な生活費として、原則3ヵ月(最長12ヵ月まで延長可能)、月20万円まで貸し付けを受けられるものだ。
必要な書類や要件は市区町村の社会福祉協議会で聞くことができる。
緊急小口資金
緊急小口資金は生活福祉資金貸付制度の1つで、緊急かつ一時的に生計の維持が困難となった場合に利用できる制度だ。
対象者 | 休業など収入減少による緊急かつ 一時的な生活維持の貸付を必要とする世帯 |
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貸付上限額 | 10万円 |
据置期間 | 2ヵ月以内 |
償還期限 | 1年以内 |
貸付利子 | 無利子 |
緊急小口資金の対象は低所得世帯で、急いで資金を必要としていることが条件となる。一時的であることも要件となっており、10万円以内の貸付を生活費に充てることで、その後は自身で日常生活を送ることが可能でなければならない。
上記条件を満たしたうえで、以下のような貸付対象自由に当てはまる必要がある。
● 火災等の被災によって生活費が必要になった
● 年金や保険、公的給付等の支援開始までに生活費が必要になった
● 会社からの解雇により収入が減った
条件は厳しいが、無利子でお金を借りることができるため、条件に当てはまるようであれば利用するといいだろう。
総合支援資金
総合支援資金は失業中の人の再就職に向けて世帯の生活再建を支援する制度である。
資金の種類 | 貸付限度額 |
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生活支援金 | 2人以上世帯:月20万円 単身世帯:月15万円 |
住宅入居費 | 40万円 |
一時生活再建費 | 60万円 |
本制度の適用を受けるためには「6ヵ月以上生計維持していた世帯が、失業や減収で生計を維持できなくなってから2年以内」といった要件を満たす必要がある。連帯保証人を立てられる場合は無利子(建てられない場合は年1.5%)で利用でき、返済期間を10年以内で設定できる。
借り入れできる額が大きいため、条件を満たせるようであれば利用を検討するといいだろう。
15万円の資金調達は目的に合わせて賢く選択しよう
15万円の資金調達方法について、金融機関の審査を受けずにお金を借りる方法から、審査が必要ながらも即日で融資を受ける方法、また融資を受けずに資金調達する方法や公的融資制度を紹介した。
すぐに15万円必要という方にとって、これだけの方法があることは安心できる材料になるだろう。紹介した資金調達方法にはそれぞれメリット・デメリットがあるが、個人信用情報に問題がなく、ある程度の収入があるなら消費者金融カードローンの利用がおすすめだ。
もちろん、事情により審査で承認を得られないケースもあるだろう。そうした場合は、本記事で紹介した資金調達法の中から自身の状況や目的に合わせて賢く選択しよう。