■自身の経験も踏まえて…
さらに江川氏は「全球団にボールが来ていないとわかってしまうと、フォークボールを投げるピッチャーはきつくなる」「まっすぐが走っているイメージでフォークというパターンは全部捨てないといけない」と語る。
また、「僕も晩年は肩を痛めていたので、バッターの性格はわからないけど、観察をしながら、こうじゃないかなとか、打ってくるかなとか。当時136キロぐらいのストレートである程度勝てたのは、そういうものを使って投げていった。われわれはコンビネーションと表現をするんですが、それができれば、あと何勝かというのは達成できると思う」と解説した。