町野修斗 写真:Getty Images

 ホルシュタイン・キール所属の日本代表FW町野修斗に、トゥールーズ移籍の可能性が浮上。リーグアンにおけるMF南野拓実(ASモナコ)やMF伊東純也、FW中村敬斗(スタッド・ランス)との日本人対決が期待される。

 フランスメディア『オンリーメルカート』は1月6日、独自に入手した情報として「トゥールーズは、ホルシュタイン・キールでプレーしている25歳の日本人選手、町野に関心。彼にはトゥールーズを含むいくつかのクラブが注目している」とリポート。推定移籍金を700万ユーロ(約11億5000万円)としたほか、同選手とキールの契約期間が2027年6月までであることを理由に「交渉が複雑になる可能性がある」と伝えている。

 また同メディアは町野のプレースタイルや活躍ぶりについて、以下のように評している。

 「彼は主にセカンドストライカーとしての役割を担っているが、攻撃の様々なポジションでプレーできることで優れた多才性を発揮している。ダイナミックなプレーと、様々な攻撃面の役割に適応する能力により、彼は現在のチームの中心選手となっている。ブンデスリーガでの経験とプレッシャーのもとでもプレーできる能力を兼ね備えた彼は、トゥールーズにとって貴重な戦力となるかもしれない」

 現在25歳の町野は、2022年に行われたFIFAワールドカップ・カタール大会の日本代表メンバー。横浜F・マリノス、ギラヴァンツ北九州、湘南ベルマーレを経て、2023年6月に湘南からキールへ完全移籍すると、1年目からドイツ2部リーグ戦31試合の出場で5ゴールをマーク。2024/25シーズンは自身初のブンデスリーガ挑戦ながらも、ここまでリーグ戦14試合の出場で6ゴール1アシストと結果を残している。