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Eric Cho(@cho_fungi)がシェアした投稿
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青いキノコの高さはわずか1ミリしかなく、これは世界で最も小さなキノコの一つとなっています。
現在、世界最小のキノコとして知られるのは、約1〜4mの円盤状のキノコを作るビョウタケが有名です。
そしてチョウ氏が観察を続けた結果、青いキノコは成長を続け、最初の持ち帰った白く細長いマイセナ・サブシアノセファラへと変化しました。
つまり、この青いキノコはマイセナ・サブシアノセファラの幼い時期にだけ現れる期間限定の神秘的な存在だったのです。
のちの研究で、ミニキノコが発する綺麗な青色は、一部の一部の藻類やシアノバクテリアにも含まれるシアノフィオシアニンと呼ばれる色素によるものと判明しました。
チョウ氏がSNSで紹介した日から、青いキノコはその神秘的で愛らしい見た目から、たちまち多くの反響を呼んでいます。
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参考文献
New Species Of Mushroom Discovered In Taiwan And It Looks Absolutely Magical
https://canyouactually.com/mycena-subcyanocephala/
Photo of the Day: Magical mini mushroom spotted in Taipei
https://www.taiwannews.com.tw/news/4834381
ライター
大石航樹: 愛媛県生まれ。大学で福岡に移り、大学院ではフランス哲学を学びました。 他に、生物学や歴史学が好きで、本サイトでは主に、動植物や歴史・考古学系の記事を担当しています。 趣味は映画鑑賞で、月に30〜40本観ることも。
編集者
ナゾロジー 編集部