FIFAクラブワールドカップ2025へ参戦する浦和レッズ。MFマテウス・サヴィオをはじめ新戦力の獲得が相次ぐなか、トルコ1部ガラタサライからチェコ1部スパルタ・プラハへ期限付き移籍中の元U21デンマーク代表DFマティアス・ロスに関心を寄せているという。
現在23歳のロスは、身長190cmで右利きのセンターバック。デンマーク1部オールボーBKでプロキャリアをスタートすると、2022年9月にガラタサライへ完全移籍する。ただガラタサライでは出場機会を得られず、2023/24シーズンは期限付き移籍先のオランダ1部NECナイメヘンで、日本代表FW小川航基やMF佐野航大とともにプレーしていた。
また2024年夏にはナイメヘンを退団すると、今度はスパルタ・プラハへレンタル。2024/25シーズンはチェコ1部リーグ戦で6試合のスタメン出場にとどまっているほか、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも6試合中1試合の出場と、プレータイムを確保できていない。
トルコ紙『ミッリイェト』は1月3日、チェコ国内メディアの報道内容を引用する形で「ロスは現在、買い取りオプション付きのレンタルによりスパルタでプレーしているが、地球の裏側でも注目を集めている。浦和は彼の獲得を望んでいるが、スパルタ所属DFアスガー・ソーレンセンにも関心を寄せている」とリポート。浦和はセンターバックの補強を目論んでいるという。
なおドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、ロスとガラタサライの契約期間は2026年6月まで。市場価値は80万ユーロ(約1億3000万円)だという。クラブW杯という大舞台で、DFマリウス・ホイブラーテンとの北欧センターバックコンビ結成が期待される。