アスガー・ソーレンセン 写真:Getty Images

 浦和レッズはトルコ1部ガラタサライからチェコ1部スパルタ・プラハへ期限付き移籍中の元U21デンマーク代表DFマティアス・ロスにくわえて、デンマーク代表DFアスガー・ソーレンセンの獲得にも興味を示している模様。日本代表MF南野拓実(ASモナコ)の元チームメイトに、JリーグやFIFAクラブワールドカップ2025の舞台に立つ可能性があるという。

 現在29歳のソーレンセンは、身長191cmでデンマーク代表代表歴のある大型センターバック。デンマーク1部ミッティランの下部組織出身であり、2014年夏からオーストリア1部レッドブル・ザルツブルクに在籍。一時、SSVヤーン・レーゲンスブルクへ期限付き移籍していたが、2018/19シーズンまで南野とともにプレーしていた。

 ザルツブルク退団後はニュルンベルクで3年間プレーし、2022年夏にスパルタ・プラハへ完全移籍。加入1年目から主力センターバックとして活躍すると、2024/25シーズンはチェコ1部リーグ戦11試合でスタメン出場。ただ慢性的なコンディション不良に悩まされており、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では6試合中3試合でベンチ外だ。

 トルコ紙『ミッリイェト』は1月3日、チェコ国内メディアの報道内容を引用する形で、ロスとソーレンセンに対する浦和からの関心を報道。オファーの有無や交渉の進展具合等には触れていないものの、同クラブはセンターバックの補強を目指しているという。

 なお、ソーレンセンと同じく浦和移籍の可能性が報じられているロスは、身長190cmで右利きのセンターバック。2023/24シーズンはトルコ1部ガラタサライからの期限付き移籍先であるオランダ1部NECナイメヘンで、日本代表FW小川航基やMF佐野航大とチームメイトに。2024年夏からレンタルでスパルタ・プラハに所属しているが、チェコ1部リーグ戦で6試合のスタメン出場にとどまっている。