オーストラリア1部メルボルン・ビクトリー所属のオーストラリア代表DFジェイソン・ゲリアは、かつてジェフユナイテッド千葉でプレー。2024年10月15日開催のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選で日本代表相手に奮闘した同選手のJリーグ再挑戦が決定的だという。
現在31歳のゲリアは、2018年から3シーズンにわたり千葉に在籍。J2リーグ通算57試合の出場で2ゴールをマークも、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、2021年3月に母国復帰。パース・グローリーFCで2020/21シーズン残り期間を過ごすと、2021/22シーズンから再びメルボルン・ビクトリーでプレー。2024/25シーズンはここまでリーグ戦11試合の出場で1ゴールを挙げている。
2024年10月、メルボルン・ビクトリー元指揮官であるトニー・ポポヴィッチ氏の代表監督就任により、およそ8年ぶりに代表へ招集されたゲリア。2024年11月の最終予選サウジアラビア戦後には、海外再挑戦の可能性を示唆したことで話題を呼んでいた。
代表復帰のみならず、母国で好調をキープしているだけに、同選手には日本方面から熱視線が。オーストラリアメディア『Ten News』は1月4日に「ゲリアはメルボルン・ビクトリーを退団し、Jリーグクラブへ行く」と伝えているが、移籍先のクラブ名は明かしていない。
なおドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、ゲリアとメルボルン・ビクトリーの契約期間は2026年6月までだという。MF三笘薫(ブライトン)ら擁する日本代表相手にクリーンシートを達成したことが、4年ぶりのJリーグ再挑戦に繋がったかもしれない。