アレハンドロ・バルデ 写真:Getty Images

 今季のリーグ・アンで首位に位置するパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)だが、ポルトガル代表DFヌーノ・メンデスとの契約延長交渉が停滞。2026年夏に契約満了となるなかで、退団の可能性が取り沙汰されている。

 下部組織から育ったスポルティングCP(ポルトガル1部)でプロキャリアをスタートさせたメンデスは2021年夏からPSGでプレー。対人守備の強さや高い身体能力を武器に初年度からレギュラーとしてプレーすると、今季もここまで公式戦16試合で2ゴール2アシストを記録している。

 そんなメンデスはPSGから契約延長オファーが届いているとされているが、選手側がこの条件に満足していないとみられている。イングランド代表DFルーク・ショーが怪我を繰り返していることから左サイドバックの補強を画策しているマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)が目を光らせている。

 そのなかで、スペイン『レレボ』によれば、PSGはメンデスが退団した場合の後釜としてバルセロナ(スペイン1部)でプレーするスペイン代表DFアレハンドロ・バルデ(21)をリストアップしているとのこと。ただ、現時点で獲得に向けた交渉などは行っておらず、今夏に動く予定だという。

 バルセロナ下部組織出身のバルデは2021年9月にトップチーム昇格を果たすと、スピードを生かした対人守備の強さとダイナミックな攻撃参加を武器にすぐさま主力に定着。今季はここまで公式戦22試合に出場して4アシストを記録している。