価格の妥当性を検証
では、セブンの「ソースカツ丼」はクオリティや量を勘案すると、価格の妥当性をどう評価できるか。
「実食した感想としては、お肉は従来のコンビニで使用されている、少しパサつく食感でした。ソースの味は濃くて甘じょっぱく、濃い味派にとっては好みの味だと思います。ソースだけでライスが食べられるほどの味の濃さと量なので、お肉の味をカバーする役割にもなるでしょう。ライスは控え目のボリュームです。キャベツというアクセントや味変がないので、ソース・肉・ご飯の味がずっと続き、個人的には前向きな評価はできず『まあ、こんな感じなのね』という評価となってしまいました。
価格の妥当性は原材料費だけでなく、他店の類似商品との比較からも考えるべきです。キャベツが入った松のや『味噌ロースかつ丼 並盛』(630円/肉120g、味噌汁付き)や、かつや『ソースカツ丼 梅』(649円/肉80g)などに比べると、ご飯の量やキャベツの有無を考慮すると、セブンは少し劣るかなと思います。私の自宅の近隣にはセブンも、かつ丼を扱うファストフード店もあるのでセブン以外を選びますが、セブンしかなくて濃い味が好きな人はセブンのソースカツ丼を選ぶかもしれません」
(文=Business Journal編集部、協力=江間正和/東京未来倶楽部(株)代表)
提供元・Business Journal
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