今年初めての神社参拝だったので、おみくじをひくことにしました。
微妙な吉でした。昨年は京都で凶を引いたんですが、さほど悪い年ではありませんでした。聞けば三嶋大社では凶はない模様。おみくじに書かれた教示を胸に秘めて一年注意して過ごしたいと思います。
伊豆山神社再び電車に乗って東に向かい、熱海駅で下車します。こちらも人で大賑わい。こちらは三島とは異なり温泉目当ての観光客がメインです。
温泉も魅力的なんですが、今回の目的地は熱海駅からバスに乗ったところにあります。熱海駅脇のバスターミナルからバスに乗車。
熱海は海と山が迫る町でマンションが山にへばりつくように林立するのですが、今回の目的地はバスでそんな山を登った先にあります。
やってきたのは伊豆山神社。神奈川県との県境にも近い熱海市伊豆山地区にある神社です。古くは走湯大権現と呼ばれ、ここに湧き出る温泉を「走り湯」と呼び、これが神格化されて神社が建てられたのが始まりとされています。今も走り湯は山を下った海の傍に存在しており見ることができます。
ちなみに「伊豆」の地名も「湯出ずる地」としてこの場所から名がついたという説があります。その後源頼朝が源氏の再興を祈願し、彼が鎌倉幕府を開くことができたことから、この神社は関八州(関東地方八国の総称)総鎮護と崇められてきました。
源頼朝と北条政子がここでおデートして結ばれたことから、縁結びにもご利益があるとされています。
伊豆山神社の御神徳は赤白二頭の龍です。温泉の神とされるとともに強運の神ともされています。芦ノ湖に尾をつけ、胴体は伊豆山地下に眠り、赤龍が火を起こし、白龍が水を導いて目や耳、口から温泉を湧きだしているとされています。
拝殿にも二頭の龍が左右に並びます。拝殿上方にも龍が泳ぎ、長きにわたりこの地を守ってきました。