袋の裏面の説明書きを読み、「ふむふむ」とうなずく。要するにフツーの使い方をすればいいらしい。

ガチのアジング愛好家が100均ワームを初めて使ってみた【大阪】25cm超えアジがヒット!まさかのメイド・イン・ジャパン(提供:TSURINEWSライター井上海生)

それから袋の表面を見直して、ちょっと驚いた。このワーム、なんとメイド・イン・ジャパン。これだけデカデカと書いておいてウソってことはないだろうから、信じよう。「高品質保証」、そんな印象補正がかかる。でも、他のメーカーもワームなんて製作費に違いは出そうにないし、大体日本製なのかな?

この100円ワームの小憎いところは、六面体をつなぎ合わせた可愛らしい形状も良いが、「点発光グロー」だ。全面がビカビカと光るワームは魚に嫌われることも多い。しかし、点発光は低活性でも高活性でも、無難に反応する。昼も、ドクリアを使うよりも点発光を使いたい。釣り人の心情に沿う造りだ。

100円ワームでアジングに挑戦

大阪湾奥で今アジが盛んに回っている。とはいえ先日は不在だったりして、何かと運要素も大きいこの小さな回遊魚に、まず100円ワームを試してみることにした。これで釣れたらなかなか大したものだ。

大阪南港フェリーターミナルへ。翌日が長潮の小潮下げ。まず渋い状況と思われる。夕マヅメ前からエントリーして、オープンを2inchのワームで索敵。アタリが出るが、乗り切らない。それも散発的なもので、なるほど群れの密度が薄いうえに、低活性らしい。まずはヘッドウェイトを調整して、別のワームで1尾かけた。とにかく、アジがいることは確認できた。さて、1gのTGヘッドに、100均ワームでいくぞ!そろそろマヅメの反応も薄くなってきたところだったが、なんと、1投目でバイトしてきた。

ガチのアジング愛好家が100均ワームを初めて使ってみた【大阪】25cm超えアジがヒット!ちゃんと釣れた中アジ(提供:TSURINEWSライター井上海生)

25cmちょっと、良型。さすがにもう少し手こずるかと思っていたので、なんだか肩透かしを食らった気分だった。そのあとももう1つ同じワームに同サイズのアジがついた。専用メーカー品の釣れ方にまったく遜色しない。今回は2色あるカラーのうち1色にしかアジがつかなかったが、それでも大合格だ。

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