アンジェ・ポステコグルー監督 写真:Getty Images

 プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーは今2024/25シーズン、理想からは程遠い前半戦となっており、クラブの方向性に対する疑問はますます大きくなっている。現在リーグで19試合を終えて勝ち点24で11位という成績だ。

 アンジェ・ポステコグルー監督の下、素晴らしいプレーを披露する瞬間もあるが、一貫性がなく苦戦しているように映るトッテナム。しかし、こうした課題にもかかわらず、クラブの経営陣はポステコグルー監督を支持するという決断に揺るぎはないようだ。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、クラブは波乱のシーズンにもかかわらず、ポステコグルー監督の指導に引き続きコミットしているという。

 ロマーノ氏はUKメディア『GiveMeSport』に対し「明らかに難しい状況ですが、私が聞いているところによると、トッテナムはポステコグルー監督をサポートし信頼し続けているようです。1月の移籍市場は重要になるでしょう。明らかに、彼らは何か手を打つ必要があります」と語った。

 トッテナムの期待外れのパフォーマンスには、主力選手の負傷が間違いなく大きな影響を及ぼしている。GKのグリエルモ・ヴィカーリオは11月以来欠場しており、DFクリスティアン・ロメロ、DFミッキー・ファン・デ・ヴェン、DFベン・デイヴィスも出場できない状態が続いており、ディフェンス陣は限界に達している。さらにFWリシャルリソンをはじめとした攻撃陣にも負傷者が続出している状況だ。