プレミアリーグのリバプールに所属する日本代表キャプテンのMF遠藤航に、同リーグのフラムが関心を示しているという。UKメディア『デイリー・メール』サイモン・ジョーンズ氏による冬の移籍市場の展望として報じられた。
31歳の遠藤は、今2024/25シーズンはアルネ・スロット監督の構想に入っていないと報道されてきており、リーグ戦試合終了間際とカラバオカップでの出場にとどまっている。
今シーズンのフラムは、チームの例年の成績からすると好調で、1月1日の時点では8位につけている。12月26日のリーグ戦ではウェストロンドンのライバル、チェルシーに2-1と勝利した。
2024年夏にはポルトガル人のMFジョアン・パリーニャがドイツの強豪バイエルン・ミュンヘンに移籍したフラム。2023年1月最終日に加入したMFサシャ・ルキッチが今シーズンは守備的ミッドフィールダーの第一候補となっているが、さらにオプションを増やしたいと考えているようだ。
同メディアは、リバプールは今シーズン終了まで遠藤をチームに留めておく方ことを勧めている。遠藤にとっても、リバプールでのタイトルをキャリアに加えることができるだろうと伝えている。
リバプールにとっても遠藤は、必要であればセンターバックとしてプレーすることも厭わず、スロット監督が求めることをそつなくこなす信頼できるプロフェッショナルである。他の優秀な守備的ミッドフィルダーが1月に加入しない限り、夏まで手元に置いておくのが最善と見られている。
リバプールは2024年夏に、フランスの強豪マルセイユの1,180万ポンド(約22億8,805万円)からの遠藤への入札を断っているため、フラムはそれを上回る額を提示する必要があるだろう。