鹿島アントラーズ出身のDF常本佳吾は、スイス1部セルヴェットFCの中心選手として活躍。ステップアップ移籍や日本代表への思い、それに将来的な鹿島復帰の可能性について語っている。
スイスにルーツを持つジャーナリストのリオネル・ピケ氏が1月2日に伝えたところによると、選手本人は自身の去就、将来についてこう語ったという。
「セルヴェットFCとの契約は3年なので、少なくとも次の夏まではここでプレーします。ステップアップして日本代表に選ばれたいですね。もし良いオファーが来たら、新しい挑戦をするか、セルヴェットが僕に留まってほしいと望むならば、残留という選択肢も検討しますよ」
「僕はアントラーズのことをとてもリスペクトしていますし、海外移籍で成長する機会を与えてくれたことにとても感謝しています。将来機会があれば、間違いなくアントラーズへの復帰を検討しますね」
現在26歳の同選手は、2023年7月に鹿島からセルヴェットへ完全移籍。鹿島元指揮官であるレネ・ヴァイラーと再会すると、加入1年目から右サイドバックのレギュラーに定着。2024/25シーズンもここまでリーグ戦17試合の出場で1ゴール1アシストと結果を残している。
スイス1部のみならず、UEFAヨーロッパリーグでも存在感を発揮している常本。A代表招集歴ゼロという現状に満足していないとみられるだけに、欧州5大リーグでのプレーも視野に入れているかもしれない。