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新年あけましておめでとうございます。本年も本ブログをどうぞよろしくお願いいたします。

さて皆さまは元旦をいかがお過ごしでしょうか?

私はこれまで元旦になると以前のブログに書いていたように「100のやりたいことリスト」を作るのが恒例でした。作成したものを達成するとチェックして、年末に何%が達成できたかを検証するというPDCAサイクルを毎年繰り返してきました。

今年はこれを敢えてやらずに、1年を過ごしてみようと思います。

そう決めたのには、いくつかの理由があります。

まず、どうしてもやりたいと思うことが100も見つからなくなったことです。

例えば、仕事上では会社も1人で経営して13年目に入り、納得できる収益を上げられるようになりました。

人を雇って大きくしたり、もっと利益を増やして上場させたいといった野望はありません。むしろ、仕事量を減らして利益率の高く、楽しい仕事だけに絞ろうかとさえ思っています。

プライベートも楽しい仲間に囲まれ、ストレスもなく、やりたいことを好きにやって充分に満足しています。

現状よりさらに高い目標を設定して、それを達成しようというモチベーションが随分薄れてしまいました。

そんな中で無理に目標設定しても本気でやりたいと思わないでしょうし、そんなものに自分が縛られてしまうストレスの方が大きいのではないかと感じるようになりました。

また、そもそも目標設定自体が難しくなったのも理由の1つです。

外部環境の変化が大きく、努力よりも外的要因による運不運の影響が大きくなり、あっという間に達成される目標があったりすると目標を立てる価値が下がります。

例えば、未公開株式や暗号資産などへの投資では、上場や上昇のタイミングを掴むことが難しく、リターンは大きくブレます。定量化した目標を立てることが難しいのです。

さらに目標設定すること自体の価値に疑問を持ったことも理由です。