DAZN 写真:Getty Images

 ジェラール・ピケ氏発足の7人制サッカー国際大会『キングス・ワールドカップ・ネーションズ2025』(キングスW杯)が、1月1日に開幕。加藤純一氏率いるMURASH(ムラッシュ)FCが日本代表として参戦するが、同大会の一部試合を配信できないとして、インターネット動画配信サービス『DAZN』への苦情が相次いでいる。

 DAZNはヘルプ用Xアカウントを通じて、「現地から送られてくる回線の問題により本日からの大会初日と2日目の配信ができない状況となりました」と報告。「大会3日目以降、配信ができる状況になり次第お知らせいたします」とした上で、「ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけしてしまい誠に申し訳ございません」と謝罪しているが、「それはない」「やっぱりDAZNダメだよ」など、批判が殺到。「月額料金返してほしい」「Jリーグも本気で検討した方がいい」といったコメントも見受けられる。

 キングスW杯は大会1日目(1月1日)に日本対イタリアなど4試合が組まれているほか、大会2日目(1月2日)にも4試合が開催。日本戦もDAZNで視聴不可能な状況であるが、ネット上では「加藤さんのチャンネルで見たらいい」「加藤純一さんの配信を見よう」といった前向きな声も挙がっている。

 なお今大会の日本代表(MURASH FC)には、森保一監督の長男である森保翔平氏、元サガン鳥栖所属選手の深谷圭佑氏ら13名が選出。人気YouTuberが参戦しているだけに、注目度は高い。

 3年連続となる月額料金の値上げ、コンテンツにおけるCMの多さ、そして2024年2月から始まった同時視聴制限で、契約者等から批判を浴びているDAZN。キングスW杯の配信が不可能であることを受けて、再び契約者等から厳しい目を向けられている。