マチェイ・スコルジャ監督の右腕として浦和レッズを支えるヴォイテク・マコウスキ氏が、J1リーグについて持論を展開。FW鈴木優磨(鹿島アントラーズ)とFW宇佐美貴史(ガンバ大阪)を評価したほか、J1得点王に輝いたFWアンデルソン・ロペス(横浜F・マリノス)をはじめブラジル人選手の特徴にも言及している。
ポーランドメディア『interia Sport』で12月28日に掲載されたインタビュー記事によると、マコウスキ氏は「非凡な選手の中だと、個人的には宇佐美貴史と鈴木優磨を気に入っている」とコメント。印象的な日本人Jリーガーにライバルクラブのストライカーを挙げると、両選手の共通点について「彼らは強いキャラクターの持ち主であり、淡々としていながら、クオリティーで差をつけることが一目瞭然だ」と私見を述べている。
2024シーズンのJ1得点ランキングでは、ロペスやFWレオ・セアラ(セレッソ大阪)、FWマルセロ・ヒアン(サガン鳥栖)らブラジル人選手がトップ10に続々とランクイン。FWラファエル・エリアス(京都サンガ)は、シーズン途中のJリーグ挑戦にも関わらず11ゴールを挙げた。
マコウスキ氏は「J1のレベルは非常に高い。リーグの構造が優れているし、プロ意識の高さがすごい」と、Jリーグのレベルの高さを強調した上で、「ブラジル人選手は、日本で自分がうまくいく方法を見つけている。得点ランキングを見れば分かるが、トップ10にブラジル人選手は6人もランクインしている」と指摘している。
所属クラブで中心選手としての役割を果たしている鈴木と宇佐美。両選手ともJ1で2桁ゴールを挙げただけに、マコウスキ氏は早くも2025シーズンにむけて警戒を強めているかもしれない。