スペインの強豪バルセロナが、イングランドのアーセナルに所属するガーナ代表MFトーマス・パーティに関心を示しているようだ。パーティはアーセナルでの在籍期間の大半をケガに悩まされてきたが、昨2023/24シーズンは好調を維持し、主力選手の1人として活躍した。
スペインメディア『Sport Witness』によると、バルセロナは今2024/25シーズン終了後にフリーでパーティを獲得することを目指しているという。今シーズンから指揮を執るハンジ・フリック監督は、経験豊富で多才なパーティを中盤強化のターゲットにしたいようだ。バルセロナはラ・リーガの財政制約を克服しながらチームを強化するため、1月の移籍市場でパーティとの事前契約締結を目指すと予想されている。
パーティは今シーズン、アーセナルの中で必要不可欠な役割を果たしており、中盤で安定感と経験をもたらしている。一方で、31歳とキャリアの晩年に差し掛かっているのも事実だ。今シーズン終了後の契約期限が近づく中で、クラブ側は延長を提案するか、それとも退団を容認するかを決断しなければならない。
現時点で、アーセナルはパーティを引き留めるための具体的な動きを見せておらず、このことがバルセロナをはじめ関心を持つクラブに付け入る隙を与えているようだ。
パーティの今シーズンの目覚ましい活躍は、アーセナルにとっての彼の重要性を改めて示している。しかし、その年齢と過去のケガの履歴がクラブの判断に影響を与えているのかもしれない。