スコティッシュ・プレミアシップの強豪セルティックは、2024年と同様の状況で2025年を首位で迎える。2位のレンジャーズに勝ち点14という大差をつけ、リーグ4連覇に向けて順調に進んでいるが、補強への余念も忘れてはいないようだ。
1月の移籍市場では同クラブに所属する日本代表FW前田大然が務めている左ウイングの補強を検討していると報じられており、これが前田のポジションに影響を与える可能性がUKメディアで指摘されている。
前田は今2024/25シーズン、12月26日までのリーグ戦14試合に先発出場しているが、決定機を9回外し、得点は3点。昨2023/24シーズンも得点した数の2倍の決定機をミスしており、攻撃面での貢献が限定的だった。このため、セルティックが新たな左ウイングを補強し、前田のポジションをアップグレードするのではと取り沙汰されている。
ノルウェーのスポーツメディア『Nettavisen』によれば、セルティックはノルウェー1部サルプスボルグ所属のFWソンドレ・オージャセテルに関心を示しているとのことだ。右利きの左ウイングである同選手は、セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が求める条件に合致しているといわれている。
現在、オージャセテルの市場価値は500万ポンド(約9億8,497万円)と評価されており、1月に具体的なオファーが出されるかが注目されている。同選手の加入が実現すればセルティックにとって大きなアップグレードとなる可能性が高いが、前田のスタメンの座を失う可能性も高まるかもしれない。