ポルトガルの名門スポルティングを率いていたルベン・アモリム監督が、今年11月にプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドの監督に引き抜かれた。この電撃移籍は大きな話題となり、若手名将と評されていたアモリム監督のビッグクラブで新たな挑戦が注目を集めている。
そんな中、アモリム監督の信頼を集めていたスポルティング在籍の日本代表MF守田英正にも、ユナイテッド移籍の可能性が噂され、憶測がSNSや現地メディアで広がっている。
守田はスポルティングで中盤の要として活躍し、アモリム監督から「守備と攻撃のバランスを保つ重要な選手」として高く評価されていた。アモリム監督がユナイテッドで指揮を執ることで「守田も一緒にプレミアリーグに挑戦するのでは」と言われている。実際、守田自身も過去のインタビューでプレミアリーグへの興味を明かしており、プレミア移籍への意欲は以前から知られていた。
現在、守田はスポルティングとの契約延長交渉が難航しているとされ、契約解除金は現時点で約72億円と見積もられている。一方、延長契約が成立すれば解除金が引き上げられる可能性もあり、移籍のタイミングが重要となるだろう。
さらに、ユナイテッド以外にもアーセナルやリバプール、チェルシーなど、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場を目指す複数のプレミアクラブが守田に関心を寄せているようだ。セリエAやブンデスリーガといった他リーグも選択肢として挙げられ、守田のユーティリティ性が注目されている。
アモリム監督退任後のスポルティングの成績低迷も重なり、冬の移籍市場で守田の去就に新たな展開があるのか注目されている。