2020年に30周年を迎えた世界最大級の水族館「海遊館」。深さ9m、最大長34mの巨大な水槽をはじめ、グレート・バリア・リーフやタスマン海など世界各地の海を再現した水槽で、さまざまな海の生き物が過ごす様子を、迫力たっぷりに楽しめます。悠然と泳ぐジンベエザメや美しいサンゴ礁、愛嬌たっぷりのカマイルカたちなどが次々と現れ、子ども大人も大興奮! 海遊館を楽しんだあとは天保山マーケットプレースでお買い物&食事を満喫するのもおすすめです。見どころを徹底的にご紹介します!
目次
『海遊館』の見どころや注目のチケット、アクセスは?
ジンベエザメがいる巨大水槽は、ベビーカーでも無理なく楽しめる
新体感エリアの見どころは、愛くるしいワモンアザラシ
カフェにはジンベエソフトなど限定グルメも!
アザラシのミニクッションやペンギンのぬいぐるみなどグッズも充実
2月末まで冬のイルミネーション開催中
観覧車やグルメなど天保山マーケットプレースも楽しもう
『海遊館』の見どころや注目のチケット、アクセスは?
大阪市港区にある海遊館は1990年にできた世界最大級の水族館。太平洋を取り囲む自然環境を再現し、館内には約620種、3万点の動植物が観察できます。
深さ9m、最長34mの巨大な水槽は世界最大の海、太平洋を再現し、ジンベエザメや大型のエイ、回遊魚などが泳ぎます。海の壮大さを改めて感じられる展示に、子どもたちも釘付けになって楽しんでいます。
チケットは、「通常」「特別観覧(バックヤード)付き(2021年1月11日終了予定)」、17時以降に入館できる「イルミネーションペアチケット(WEB限定)」に分かれ、ほかに平日に限り有効期間中何度でも入館できる「平日限定パス」もあります。特別観覧(バックヤード)は、ジンベエザメなどがいる「太平洋」水槽のバックヤードに入場でき、ガイド役のマリンメイトに質問もできるので子ども連れにもおすすめ!チケット販売場所は、海遊館入り口にあるチケット窓口もしくは、公式サイトで購入できます。
【通常料金】
- 大人(高校生・16歳以上):2400円
- 子ども(小・中学生):1200円
- 幼児(3歳以上):600円
シニア(65歳以上 ※要証明書):2200円
※2歳以下は無料
【特別観覧(バックヤード)付き入館チケット】
- 大人(高校生・16歳以上):3200円
- 子ども(小・中学生):2000円
幼児(3歳以上):1400円
※2歳以下は無料 最寄駅はOsaka Metro中央線「大阪港駅」で、1番出口から徒歩5分でアクセス可能。バスなら、大阪シティバス「天保山ハーバービレッジ」や、南海バス「海遊館(天保山)」、関西国際空港発リムジンバス「天保山(海遊館)」下車すぐです。
車の場合には、海遊館・天保山マーケットプレース地下にある駐車場へ。平日200円/30分(最大料金1200円)、土・日曜 祝日250円/30分(最大料金2000円)で利用できます。各施設に直結しているので、ベビーカー利用時や雨天時などにも便利ですよ。
生き物たちをより自然な姿で観察してもらいたいという想いから、イルカやアシカなどのショープログラムは設けていません。本来の生息環境に近い姿で活発に過ごす生き物たちを、間近で見てみてくださいね。
ジンベエザメがいる巨大水槽は、ベビーカーでも無理なく楽しめる
入館したら、まずは長いエスカレーターで海遊館のいちばん上まで登りましょう。いちばん上からスロープで下りながら各水槽を見ていく流れです。ベビーカーの場合には、スタッフがエレベーターを案内してくれるのでご安心を。
まず現れるのは、日本の森を再現したエリア。雨水が小さな流れから川へ、そして海へとたどり着く様子を表現します。渓流の魚のほか、かわいらしいコツメカワウソも見られます。
こちらは、氷でおおわれた南極大陸のエリア。岩と氷に囲まれた環境ながら、オウサマペンギンたちは元気いっぱい! 運よくお食事タイムに遭遇すれば、ペンギンたちがエサを求めて飼育員さんの元に集まるかわいらしい姿が見られます。
タスマン海の水槽ではカマイルカが元気に泳いでいたり、グレート・バリア・リーフの水槽ではサンゴと色鮮やかなお魚たちのコントラストが楽しめたりと、水槽ごとにいろんな楽しみがあります。
いちばんの見どころが、こちらの巨大な「太平洋」水槽。水でできたビルのような構造で、スロープを下りながらいろんな角度で海の生き物の生態が観察できます。
この巨大水槽では、成長すると12m以上になる世界最大の魚類、ジンベエザメが大人気! オスの海くんはメスの遊ちゃんよりも体が小さめです。ジンベエザメのお腹側にはコバンザメがくっついていることも。
スロープを下っていちばん下にたどり着くと、海上付近とはまた違った太平洋の様子が垣間見えて、楽しさ倍増! いろんな角度から水槽が眺められる、海遊館ならではの楽しみ方です。
クラゲを展示する「海月銀河」は、まるで銀河のような雰囲気。幻想的な雰囲気の中でクラゲたちがゆらゆらと泳ぐ様子は、いつまでも眺めていたい美しさ。じっくり観察してみてください。
館内にはいたるところにこのような椅子が設けられ、座って観察することもできます。通路も広くスロープで移動できるので、ベビーカーでも安心ですね。
新体感エリアの見どころは、愛くるしいワモンアザラシ
生き物が過ごす世界をより近く感じる「新体感エリア」もチェック。「北極圏」ゾーンに入ると気温もぐっと下がり、肌で違いを感じるはず。
新体感エリアのアイドルといえば、まんまるの体がかわいらしいワモンアザラシ。陸上でも水中でも愛嬌たっぷりです。
陸上はゴロゴロしている姿が観察でき、水の中に入るやいなや素早い泳ぎを見せてくれ、そのギャップに釘付け!
また、仕切りが低いミナミイワトビペンギンのエリアや、エイのぬめぬめと、サメの鮫肌を直接触れられるエリアもあります。
※いずれも現在はコロナ対策で制限中
カフェにはジンベエソフトなど限定グルメも!
館内のカフェでのひと休みもお楽しみ。「日本海溝」水槽の奥にある「cafe R.O.F」では、軽食やスイーツ、ドリンク類をとりそろえ、椅子に座ってゆっくりと休憩ができます。
カウンター席に面した大きな窓からは、大阪湾が眺められ、とっても開放的な雰囲気。ついつい長居してしまいそうな居心地のよさです。
さらに、海遊館のエントランスビルにはフードやドリンクが気軽に楽しめるドリンクスタンド「SEA SAW」も。館内での飲食は「cafe R.O.F」以外ではできないのでご注意を。
cafe R.O.FとSEA SAWの人気メニュー「ジンベエソフト」はぜひ食べておきたいところ。ジンベエザメの体の色をソフトクリームの色合いで表現しています。味わいはラムネとバニラでとっても爽やか。すっきり癒やしてくれるおいしさです。
SEE SAW限定で「ジンベエ弁当」もお目見え。中央のジンベエザメは炊き込みご飯で、その周りには卵焼きやウインナー、ミートボールなど子どもが大好きなおかずがそろいます。海遊館に遊びに行った記念にいかがですか?
アザラシのミニクッションやペンギンのぬいぐるみなどグッズも充実
おみやげを買うなら、エントランスビル3F部分にある海遊館オフィシャルショップへ。オリジナルのステーショナリーや食器、ぬいぐるみなどがずらりと並びます。中でも人気のおみやげを2種類教えていただきました!
こちらは、ワモンアザラシの担当飼育員が監修した「アザラシミニクッション」。ビーズがたっぷり詰め込まれ、もっちもちの抱き心地は最高。左がユキちゃん、右がアラレちゃんなのだそうです。
そしてこちらは、ペンギンの担当飼育員が監修したぬいぐるみ。手に持っている卵をくるっとひっくり返すと中央のヒナが現れ、さらにヒナをひっくり返すと右のオウサマペンギンに変化します。ひっくり返したときの驚きを、子どもと一緒に楽しんで!
2月末まで冬のイルミネーション開催中
2021年2月28日(日)までは、イルミネーションで海遊館がさらに艶やかに(2021年1月13・14日の休館日を除く)。人と人とのつながりや温かさをテーマに、曲線をふんだんに用いた30周年記念のオブジェやゲートがライトアップします。毎日17時~21時50分まで、10分ごとに開催される約2分間の音と光の演出も見どころです。
毎日17時からは「夜の海遊館」の時間に。館内が少し暗くなり、水槽の中には月明かりのような光が差し込んで、昼間とはまた違った幻想的な雰囲気です。運が良ければ生き物たちが寝ている姿も見られるかも!?
観覧車やグルメなど天保山マーケットプレースも楽しもう
海遊館のすぐ隣には総合レジャースポット「天保山マーケットプレース」も。ショッピングはもちろん、アミューズメントゾーンや、大阪名物がずらりと並ぶ「なにわ食いしんぼ横丁」、フードコートなどもそろっています。
また、ハーバービューが楽しめる天保山大観覧車もお楽しみ。天気の良い日には子どもと一緒に爽快な風景を楽しみたいですね。
海遊館や天保山マーケットプレースにおでかけすれば、朝から晩まで1日中楽しめるはず。休憩スポットもあちこちにあるので、子連れで存分に休日を満喫してください!
新型コロナウイルス感染症予防対策として
スタッフの就業前検温・健康管理チェックの徹底、館内は使用後に都度消毒し、施設内の定期的な消毒作業が行われています。ご利用の際にはマスクの着用、手指の消毒、入館時の検温・体調管理確認に協力しましょう。またチケット売り場の密集回避のため、来館前の事前チケット購入をおすすめします。
海遊館
問合先 | 06-6576-5501(インフォメーション) |
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住所 | 大阪府大阪市港区海岸通1-1-10 |
営業時間 | 12月25日(金)~1月3日(日)9時30分~20時 1月4日(月)~8日(金)10時~19時 1月9日(土)~11日(月・祝)9時30分~20時 1月12日(火)~31日(日)平日は10時30分~19時、土・日曜は10時~19時 ※入館は閉館の1時間前まで |
休館日 | 2021年1月13日(水)・14日(木) ※休館日・営業時間は変更する可能性があります。最新の情報は公式サイトをご確認ください。 |
料金 | 大人(高校生・16歳以上)2400円、子ども(小・中学生)1200円、幼児(3歳以上)600円、シニア(65歳以上 ※要証明書)2200円 ※2歳以下は無料 |
明かりの数 | 非公開 |
URL | https://www.kaiyukan.com/ |
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
提供元・るるぶkids
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