その後も、中・小型ながら連発。釣り方どうこうではなく、どちらの魚も仕掛けが着底したところにたまたま泳いでいて、出会いがしら感が強かった。

だが、この釣り方だとエサの消費が激しく、2時間で使いきってしまい10時すぎに納竿。釣果はカワハギ3尾にキス4尾で小型はリリース。フグが多く、ハリス切れは15本くらい。

サーフでの投げ釣りでキス&カワハギをキャッチ!【神奈川・前羽海岸】フグに苦戦当日の釣果(提供:週刊つりニュース関東版APC・諸伏健一郎)

カワハギの釣り方

最後に、カワハギの具体的な釣り方。まず、仕掛けが着底したらアタリの有無にかかわらず、竿を大きくシャクり上げる。

大抵の場合は、このひとシャクリ目で掛かってくるが、その感触がなければ、竿をあおるような動作を繰り返す。

カワハギは、沈んでくるオモリや天ビンを目で追っているようなので、この動作を3、4回でエサがなくなるはず。

ここで巻き上げ、エサを付け直して再投。あとはこの繰り返しなので、エサの消耗が激しい。

また、カワハギや同居しているフグの歯でハリ先がすぐに鈍る。ハリや仕掛けの消耗も多くなるので、予備を多く持ち、エサも多めに用意したい。

サーフでの投げ釣りでキス&カワハギをキャッチ!【神奈川・前羽海岸】フグに苦戦前羽海岸の様子(提供:週刊つりニュース関東版APC・諸伏健一郎)

<週刊つりニュース関東版APC・諸伏健一郎/TSURINEWS編>