部屋の掃除に使う家電といえば掃除機。簡単にゴミやホコリを集められる便利な家電ですが、一方で、収納場所が必要だったり、音が大きかったりとデメリットもあります。一人暮らしの家は狭い部屋が多いですが、掃除機は必要なのでしょうか?
この記事では、それほど広くないケースが多い一人暮らしの家において、掃除機が必要なのかどうかについて解説します。掃除機を持つことのメリット・デメリットや持っておいたほうがいいケースもあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
掃除機を持つことのメリット・デメリット
まずは、一人暮らしで掃除機を持つことのメリット・デメリットを確認していきましょう。
メリット
メリットには、以下のようなものがあります。
細かいゴミまで取り除ける
ゴミをまとめて捨てられる
部屋が素早くきれいになる
節約につながる
細かいゴミまで取り除ける
掃除機を持つメリットの1つめは、細かいゴミまで取り除ける点です。掃除機を持たない人は、フローリングワイパーや粘着式クリーナーなどを使って部屋を掃除することが多くなるでしょう。
それらの掃除道具では、カーペットの奥に入り込んだ抜け毛やホコリまでは取り除けません。また、ダニなどの目に見えない害虫にも効果的です。ダニやホコリでアレルギー症状が出やすい人にとっては必須アイテムといえるでしょう。
さらに、食器を割ったときの破片も吸引力のある掃除機でないと吸い取ることは難しいです。掃除機を使えば、髪の毛やホコリといった細かいゴミまで多くのゴミを吸い取ってくれます。
ゴミをまとめて捨てられる
掃除機を持つメリットの2つめは、ゴミをまとめて捨てられる点です。フローリングワイパーや粘着式クリーナーでは、使用するたびにシート交換が必要になります。一人暮らしの部屋程度であれば、掃除機にゴミがある程度溜まってから捨てればいいため、手間も掛かりません。
部屋が素早くきれいになる
掃除機を持つメリットの3つめは、部屋が素早くきれいになる点です。フローリングワイパーや粘着式クリーナーでは、広範囲を一気に掃除できません。部屋全体を掃除しようとした場合、いくら一人暮らしの狭い部屋でもそれなりに時間がかかります。
その点掃除機なら、短時間でカーペットや畳の奥までしっかり掃除できます。特に、自宅の洗濯機などでは洗えないような大きいカーペットを使っている人にとっては、掃除機を持っておくとメンテナンスにも役立って一石二鳥でしょう。
節約につながる
掃除機を持つメリットの4つめは、長期的にみると節約につながる点です。掃除機は購入する初期費用こそかかりますが、フローリングワイパーやカーペットクリーナーのように消耗品を買い替える必要がありません。紙パックを必要としないサイクロン式の掃除機を選べば、より経済的に使えます。
デメリット
続いて、一人暮らしで掃除機を持つデメリットは、以下のとおりです。
コストがかかる
音が大きい
手間と労力がかかる
保管場所が必要になる
コストがかかる
掃除機を持つデメリットの1つめは、初期費用がかかる点です。掃除機の購入代金が少なからずコストがかかるほか、使用するための電気代や、紙パック式の場合の消耗品費用といったランニングコストがある程度かかることは注意しましょう。
音が大きい
掃除機を持つデメリットの2つめは、騒音です。マンションなどの集合住宅では、掃除機の音は近隣住民にとっては騒音となってしまいます。人によっては夜中しか掃除機をかけられない場合もあるでしょう。そのような場合は、静音性のある掃除機を使うことをおすすめします。
手間と労力がかかる
掃除機を持つデメリットの3つめは、掃除中に手間と労力がかかる点です。掃除機のタイプにもよりますが、電源コードを必要とする掃除機の場合、電源コードをコンセントに挿し、掃除中も電源コードの位置を気にしながら掃除する必要があります。こういったデメリットを解消したいのであれば、コードレス掃除機を選ぶといいでしょう。
掃除機を持つデメリットの4つめは、保管場所が必要になる点です。掃除機を所持する以上は保管するスペースが必要になります。一人暮らしでワンルームの部屋に住んでいる場合は、掃除機一台分でも部屋のスペースを圧迫してしまいかねません。
掃除機があった方がいいケース
掃除機を所持するメリット・デメリットを解説しました。ここからは、より具体的にどのような人が掃除機を持つ方がいいのか、紹介していきましょう。掃除機を持っておいた方がいいケースは、以下の4つです。
部屋が広い
掃除が苦手
ラグやカーペットを置いている
毛のあるペットを飼っている
部屋が広い
一般的に、2DK以上の家に住んでいる人は、掃除機を買った方がいいといわれています。部屋数が多く広い場合、フローリングワイパーや粘着式クリーナーでは掃除が追い付かなくなってくるためです。
フローリングワイパーや粘着式クリーナーでの掃除は手軽で簡単ですが、シートの張り替えなどで意外と時間がかかります。その点、掃除機であれば電源をONにして動き回るだけです。掃除機のほうが、広い部屋であればあるほど掃除にかかる時間の短さを実感できるでしょう。
掃除が苦手
掃除が苦手で月に1回程度しか掃除をしない場合は、床や机の上にホコリが溜まりがちです。そうなると、たとえフローリングワイパーや粘着式クリーナーなどを使った簡易的な掃除では間に合わないかもしれません。定期的な掃除ができない人ほど、掃除機を購入するメリットがあるといえます。
掃除が苦手な人は、ロボット掃除機の購入を検討してはいかがでしょうか。ロボット掃除機は、掃除開始時間を設定をするだけで設定した時間どおりに部屋を掃除してくれる優れものです。吸引力が優れているだけでなく、吸引と水拭きを同時に行ってくれる1台2役のロボット掃除機も存在します。
ラグやカーペットを置いている
ラグやカーペットを置いている場合も、掃除機があると便利です。毛足が長いカーペットやラグマットの奥に入り込んだホコリは粘着式クリーナーではキレイに除去できません。その点、掃除機であれば毛足の奥に入った小さなゴミも吸い取ることが可能です。
毛のあるペットを飼っている
毛のあるペットを飼っている人の場合は、掃除機が必要です。ペットを飼っている家では、ペットの抜け毛やご飯の食べカス、トイレの砂など細かなゴミが床に散らばりやすくなっています。これらは、掃除をしてもすぐに汚れてしまうため、短時間で掃除が可能な掃除機があれば毎日のお世話も楽になるでしょう。
提供元・BCN+R
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