トーヨータイヤは2024年12月18日、トヨタ車体のラリーチーム(チームランドクルーザー・トヨタオートボデー)にピックアップトラック/SUV用タイヤ「OPEN COUNTRY M/T-R」を供給し、同チームのダカールラリー「市販車部門12連覇」への挑戦をサポートすると発表した。

トーヨー ダカールラリー参戦車にサスティナブル素材を採用したタイヤを供給
(画像=チームランドクルーザー・トヨタオートボデーのランドクルーザー、『AUTO PROVE』より 引用)

また、ダカールラリーに参戦する水素燃料エンジン車「HySE-X2」に対しても「OPEN COUNTRY M/T-R 」を供給する。「HySE-X2」は、技術研究組合 水素小型モビリティ・エンジン研究組合が“Mission 1000 ACT 2”部門に参戦する水素燃料エンジン車両だ。

トーヨー ダカールラリー参戦車にサスティナブル素材を採用したタイヤを供給
(画像=水素燃料エンジン車 HySE-X2、『AUTO PROVE』より 引用)

なお、今回供給するタイヤは悪路走破性を追求し、耐久性と耐摩耗性を向上させるとともに、環境にも配慮したサステナブル素材を使用している。

トーヨー ダカールラリー参戦車にサスティナブル素材を採用したタイヤを供給
(画像=『AUTO PROVE』より 引用)

左:ランドクルーザー用OPEN COUNTRY M/T-R。バイオマス由来のブタジエンゴムとスチレンブタジエンゴム、もみ殻灰シリカ、植物由来オイル、バイオ由来ポリエステル繊維、再生ビードワイヤーを使用したほか、ダカールラリー2025用スペックでは、廃タイヤから採れる再生カーボンブラックに加えて、新たに熱分解油由来のカーボンブラックを採用し、55%が最背材料を使用。

右:HySE-X2用OPEN COUNTRY M/T-R。バイオマス由来のブタジエンゴムとスチレンブタジエンゴム、もみ殻灰シリカ、植物由来オイル、再生ポリエステル繊維、再生ビードワイヤー、廃タイヤから採れる再生カーボンブラックに加えて、熱分解油由来のカーボンブラックを採用し、再生材料は60%に達する。

提供・AUTO PROVE

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