鈴木武蔵 写真:Getty Images

 FW鈴木武蔵には、2024シーズン限りでの北海道コンサドーレ札幌退団、ガンバ大阪から横浜FCへの期限付き移籍が決定的と報じられている。ただ一方で、出身地である群馬県太田市の清水聖義市長のSNS投稿も話題に。札幌残留を“フライング発表”したほか、同選手に対する感謝のメッセージも送っている。

 清水市長は12月27日にXを更新。鈴木とのツーショット写真をアップするとともに、以下のように綴っていた。

 「鈴木武蔵さん、知っていますか。そう、サッカー選手です。来年はコンサドーレ札幌でプレイするみたいです。毎年近況報告してくれてます。今年もふるさと納税の返礼品すべて『東光虹の家』へ、やさしいサッカー選手です。『ムサシと武蔵』という本『僕の肌はなぜ黒いの?自分は日本人なのか』感動でした」

 27日の時点でクラブからの公式発表がないにも関わらず、「来年はコンサドーレ札幌でプレイする」と投稿した清水市長。投稿から数時間後に削除されているが、28日になって横浜FC移籍の可能性が報じられたことにより、札幌残留を確信していたファン・サポーターからは驚きの声が。「公式発表前に言うべきことではない」「横浜FC移籍って報じられているけど、どういうこと?」などと、批判も湧き起こっている。

 現在30歳の鈴木は、2017年12月にV・ファーレン長崎から札幌へ完全移籍。札幌の絶対的ストライカーとして活躍し、YBCルヴァンカップ準優勝に貢献すると、2020シーズン途中でベルギーKベールスホットVAへ完全移籍した。しかしベールスホットで不振に喘ぐと、2シーズンでG大阪へ。G大阪でも、J1リーグで2ゴールという結果に終わり、2023シーズン終了後に札幌へ復帰していた。