結局、グラボはなぜパソコンに必要なの?
ここまで詳しく「CPU」と「GPU」の違いを見てきました。結局、グラボはなぜパソコンに必要なのでしょうか? 結論としては、やはりCPUが不得意とする「大量のデータの並列処理」を任せる存在として、GPUが必要であると言えるでしょう。
CPUは一般的な文書作成やウェブブラウジングやプログラム実行まで幅広く対応しますが、同じ計算を極めて大量のデータに対して並列的に行うことは苦手です。一方、GPUはゲームや映像編集、機械学習など、高度なグラフィック処理や大量データの並列処理が必要な分野で特に重要です。
ではあくまで一般的な用途の範囲の中で使用するパソコンに、グラボは必要なのでしょうか? その一般的な用途が「文書作成」「ウェブサイトの閲覧」などであれば、CPUに内蔵されているGPUで十分でしょう。近年は内蔵GPUの性能が急上昇していることもその一因です。
一方で「PCゲームを快適にプレイしたい」「極めて重い動画ファイルの編集やVFX処理なども行いたい」といった場合にはGPUはやはり必須であり、内蔵GPUに依存せず、グラボを搭載したパソコンの組み立てや購入をおすすめします。
※サムネイル画像(Image:Tester128 / Shutterstock.com)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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