ほとばしるイタリアン・エレガンス。パワフル直6と流麗ボディの競演
1962年式アルファロメオ2600スパイダー。2600シリーズは1950年に戦後初のアルファロメオとして登場した1900シリーズの最終発展モデル。2.6リッターの直6DOHCエンジンを搭載したパワーエリート。2600シリーズは、セダン/クーペ/スパイダーの3種のボディを設定。クーペとスパイダーはアルファロメオの伝統で外部のカロッツェリアがデザインを担当。クーペはベルトーネ社、写真のスパイダーはツーリング社が手掛けている。ちなみに2600シリーズは1968年まで生産されたが、スパイダーはツーリング社の解散の影響で1962年に生産を終了した。2600スパイダーの総生産台数は2255台といわれる。
リアスタイル/デザインと生産を担当したツーリング社は1926年に創業。軽量化かつ剛性に優れた「スーパーレジェッラ工法」で有名。この工法はアルファロメオやマセラティ、アストンマーティンなどに採用された。ただし2600スパイダーはモノコック構造を採用
エンジン/2584cc直6DOHC(145ps)。全域でのパワーと滑らかな吹き上がりは絶品。スパイダーはウェーバー製キャブレターを3連装したセダン比15psパワーアップしている
ライト回り/2灯式ヘッドライトとドライビングライトの組み合わせ。取材車はともにイタリア・キャレロ製のアイテムを装着
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タイヤ/取材車は165R400サイズのミシュランXラジアルを装着。ホイールはセンターキャップ付きスチール。ブレーキは4輪ディスク式
エグゾーストパイプ/エンドパイプは太めのシングル形状。全域で豪快なアルファサウンドを奏でる
ソフトトップ/トップは幌骨と幌生地が別体となった構造。リアスクリーンはビニール製。取材車の幌は張り替え済みでコンディションは良好
室内全体感/インパネは本革張り。大型アシストグリップを装着する。各部の作りと質感はハイレベル。ステアリングホイールはナルディ製。操舵力は非常に重かった
フロントシート/シートはクッション豊かで座り心地良好。運転席は助手席よりも低めに設定され、ドライビングポジションの適正化を計算
リアシート/後席はプラス2構成。オープン時は後席スペースが幌の収納スペースになりシートバックが前方にせり出す。
グローブボックス/インパネ中央に実用的な容量のカギ付きグローブボックスをレイアウト
メーター/メーターは4連式。速度計は220km/h表示。回転計は6200rpm以上がレッドゾーン
トランスミッション/シフトフィールはしっかりとした感触。ODレシオの5速は高速巡航時に最適
ペダル回り/アクセルは繊細な形状。クラッチは重い
クローズド状態/2600はアルファロメオは直列6気筒エンジン搭載ラストモデル。日本に現存する2600スパイダーは2台といわれる
提供元・CAR and DRIVER
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