ブラジル1部クルゼイロから京都サンガへ期限付き移籍のDFルーカス・オリヴェイラは、まもなく京都を退団する模様。ブラジル国内クラブへの完全移籍に向かっている一方、京都は鹿島アントラーズからDF須貝英大を完全移籍により獲得する見込みだという。
ブラジルの移籍市場に精通しているジャーナリストのヴェネ・カサグランデ氏は、12月24日に「ヴァスコ・ダ・ガマはルーカスの獲得交渉を行っている。彼らは移籍金ゼロ、保有権の分割による獲得を考えている」と伝えていた。
すると26日になって「クルゼイロはルーカスのヴァスコ・ダ・ガマ移籍で合意。ルーカスの代理人もヴァスコ・ダ・ガマ移籍を許可しており、2年契約を結ぶ見込みだ」と報道。2024シーズン限りでの京都退団は決定的だという。
現在28歳のルーカスは7月21日に京都へ加入も、FWラファエル・エリアスら外国籍選手の出場枠を巡る争いで後れをとり、リーグ戦でスタメン出場ゼロ、途中出場5試合という結果に。ブラジル国内では買い取りオプションの設定額が550万レアル(約1億5500万円)と報じられていただけに、京都としては高額の移籍金支払いを避けた格好だ。