レアル・マドリード(スペイン1部)に所属するモロッコ代表MFブラヒム・ディアス(25)が、今夏にメガクラブからのオファーを拒否していたようだ。
マンチェスター・シティ(イングランド1部)でプロキャリアをスタートさせたブラヒムは、2019年1月にマドリードへ加入。2020年夏から3年間はミラン(イタリア1部)へレンタルで加わり、昨夏にマドリードへレンタルバックすると、公式戦45試合で12ゴール9アシストを記録していた。
今季は負傷の影響もあり、ここまえ公式戦17試合で2ゴール3アシストと昨季ほどの数字を残せていないブラヒムは、昨夏に加わったイングランド代表MFジュード・ベリンガム、今夏に加わったフランス代表FWキリアン・ムバッペとすぐに意気投合するなど、ロッカールームでは非常に重要な存在だという。
スペイン『レレボ』によれば、今夏にパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)からのオファーが届いていたという。PSGを指揮するルイス・エンリケ監督がブラヒムを高く評価していたものの、選手本人の夢は常に明確で、マドリードでタイトルを獲得することだという。
2024年最後の試合となったラ・リーガ第18節のセビージャ(スペイン1部)戦では久々のゴールを記録していたブラヒム。ラ・リーガで2位に位置するマドリードは、1月に今季3つ目のタイトル獲得に向けてスーペル・コパが控えているなかで、ブラヒムはチームを勝利に導くことはできるのだろうか。