他にもあるキリンのビックリな秘密
実はキリンにはまだまだ解明されていないことが多く、新たに発見される新事実も多々あります。
ここからご紹介するのは、その中でもキリンの意外な事実として知られているものです。ぜひ、併せてチェックしてみましょう!
キリンはあまり寝ない?
実はほとんど眠りません。超ショートスリーパーで1日平均20分しか眠らないといわれています。
その理由は睡眠よりも食事を大切にしているためだと考えられています。
キリンの大きな体を動かすためには、1日平均60kg~70kgほどの植物を食べなくてはなりません。
飼育下のキリンが食べている果物の重さを含めても、数十kgの食事をするのは大変ですよね。野生となれば、さらに睡眠を削って食べ続けなくてはなりません。
また、キリンがあまり眠らないのは肉食動物から無防備な状態で狙われるのを避けるためでもあるといわれています。
野生のキリンは常にライオンやチーターなどの肉食動物に狙われているわけです。おちおち眠っていたら・・・ガブリッ!とされてしまいますからね。
キリンの角は実は5本!
キリンの角は2本のように見えますが、実はオシコーンと呼ばれる角が5本あります。その内訳は頭頂部に2本、後頭部に2本、おでこに1本です。
ただ、オシコーンの使い道は特にないと考えられていて、実際に使っているところを見られた記録もありません。
そのことから、これらは退化した角ではないかと考えられています。
キリンの舌は黒い
キリンは他の動物のようにピンクの舌ではなく、黒の舌を持っています。
これは毎日20時間以上も舌を使って食事をしているため、日焼けしてしまったことが原因のようです。
起きている時間のほとんどは食事をしているため、アフリカの炎天下で常に日焼けしているような状態です。そのことから黒くなってしまうと考えられています。
キリン同士のケンカの時はアレを使う
キリンは縄張り争いなどで喧嘩する場合、角ではなく首をぶつけて喧嘩します。
これはネッキングと呼ばれるもので、その音はかなり遠くからでも聞こえるほど大迫力なのだとか。
キリンはペットにできる
意外かもしれませんが、キリンはペットとして飼えます。
「それは海外の話でしょ?」と思うかもしれませんが、正式な手順を踏めば日本でもペットとして飼うことができるようです。
一見すると希少生物のように思えるキリンですが、実はワシントン条約での国際取引規制対象に含まれていません。つまり、国際的に自由に売買して飼育して良い動物です。
ただし、日本では動物愛護管理法という法律があり、キリンは特定動物に指定されているため、無許可で飼うことはできません。
特定動物というのは人間の生命や財産に危害を加える恐れがある動物のことで、日本ではそちらにキリンが指定されています。
もし飼育したいということなら、都道府県知事の許可を得る必要があるので、そこは注意しなくてはなりませんね。
ただ、飼えないわけではないため、お金がある人はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?(笑)
簡単に言えば「特定動物は飼育しても良いけれど、ちゃんと自治体に許可を取ってね」ということなので、チャンスはありますよ!