在留邦人ら45人 スーダンからジブチへ 残る数人の退避に全力
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退避に自衛隊機再派遣も 出国の45人無事と副大臣
今回C-2を二機派遣したのは良かったですね。1機は予備でしょう。こういうことが自衛隊もできるようになったのはいいことです。
ニュースではあまり触れられていないようですが、今回幸いだったことは在ジプチ大塚海夫大使が元海自の提督で、国際で情報にも強い方だったことです。
さらに申せば、同様に大使館の医官も昨年まで陸自の医官で、自衛隊中央病院にいた後藤氏でした。彼は眼科医ですが戦傷医療にも長じており、米国で専門教育を受けた数少ない専門家でした。また東日本大震災では米軍との調整役になって、仙台空港などでの作戦に大きな役割を果たしました。
残念ながらこういう医官がどんどんやめているのが事実です。現在自衛隊には専門教育ができて、米軍との調整もできるという医官はほとんどいなくなりました。防衛省、各幕僚監部の衛生部首脳が当事者能力がないからです。