メールはどうする?
筆者の場合、メールは片っ端から削除している。これは当時の上司の影響が大きかった。少なくとも半年経過したら全てのメールは削除する。古いメールに生産性はないからである。
しかし、最近は、消すという作業自体が時間の無駄に感じるようになった。最近では、メールサーバーの容量も大きいから削除するのが手間になった。そのため、既読のものを非表示にしている。これなら視界に入らないのでストレスが生じない。
ほかにも、レッドは後で読む(選別前の未読メールも含む)、グレーは重要、青は時間ができたら読むなど色分けしている。毎朝、数百通のメールがたまっているが、このように仕分けして1日がスタートする。
手帳、ノート、付箋(ポストイット)、優先順位などは、簡単にできそうで実は簡単ではない。また、しみついた習慣を変えることも簡単ではない。
時間術のスキルはいくつかあるが、役立つことは少ない。自分の中で習慣化しているからである。だから、元のやり方に戻ってしまう。最近はこれでいいのかなと思っている。
尾藤 克之(コラムニスト・著述家)
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