期待していたスパイシーな香りがほとんどなく、東京の普通のカレーのお店よりも平板な味と香りでした。機内にいると嗅覚が鈍くなると言いますが、それにしてもあまりに素っ気ないお料理で残念です。

考えてみれば、日本の航空会社にヒンドゥーミールをリクエストするのは、宗教上の理由から牛を食べない人がほとんどで、彼らはそこに美味しさをそれほど求めていないはずです。

航空会社からすれば、美味しいヒンドゥーミールを作るというより、宗教上のトラブルを回避したいと考えてメニュ開発を行っているはずです。

以前、搭乗したエミレーツ航空でのヒンドゥーミールは、香り高く辛みの効いた本格的なお料理が出てきて感激した覚えがあります。

今回はエミレーツの例があったので期待値が高すぎたのかもしれません。

帰りのフライトもヒンドゥーミールをリクエストしているのですが、どうやら変更しておいた方がよさそうです。

編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年5月27日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

【関連記事】
「お金くばりおじさん」を批判する「何もしないおじさん」
大人の発達障害検査をしに行った時の話
反原発国はオーストリアに続け?
SNSが「凶器」となった歴史:『炎上するバカさせるバカ』
強迫的に縁起をかついではいませんか?