11月23日(土・祝)は、元箱根のボート店から出舟。今年釣れていない元箱根湾を探ってみることにする。桟橋から200mほど沖合の水深18m付近で群れを見つけて仕掛けを下ろす。すぐに釣れたが、4~7cmの5点掛け。次は6~8cmの7点掛け。釣れるのは嬉しいが、サイズが小さい。朝10時まで元箱根湾内を探ったが、3時間で4~10cmを270尾。数は釣れたものの、平均サイズが6~8cmと当歳魚中心の釣況。

芦ノ湖ボートワカサギ釣りで2日合計800尾超え【神奈川】ディープワカサギの季節到来かコベリ沖(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)

その後は湾外へ出る。山のホテル前かコベリ沖か迷ったが、コベリ沖へ。選択理由は、海賊船や遊覧船の航路となっており、水が動く場所であるのが一番。また、知人の漁師が17日の刺し網漁で15cm21gのジャンボワカサギを水揚げしているのも同場所を選んだ理由の1つだ。

湾内よりは魚影は薄いものの、小さな群れが多くいる状況。大きな群れが見つけられないので、適当な場所で仕掛けを下ろしてみる。

486尾2242gで納竿

1尾目はすぐに来た。いちばん下のハリに12cmの良型が1尾。続いて、10cmと13cmの2点掛け。湾内に比べてペースは落ちたが、サイズには納得。風が吹き始めアンカリングする場面もあったが、釣れなくなると何度かこまかく場所を移動させながら釣りを続けた。水深18~20m付近で8~11cm中心、水深23~24mで10~13cm中心だった。

芦ノ湖ボートワカサギ釣りで2日合計800尾超え【神奈川】ディープワカサギの季節到来か多点掛け(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)

当日は13時過ぎに納竿。釣果は4~13.5cmを486尾2242g。湾内のサイズが小さく、平均4.61gだったが、コベリ沖は6g近くあるサイズが揃った。今年もやっと芦ノ湖のディープワカサギの季節が到来。良型が望めることと思う。

<週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也/TSURINEWS編>