ミケーレ・ディ・グレゴーリオ 写真:Getty Images

 昨季は前人未到のプレミアリーグ4連覇を達成したマンチェスター・シティ(イングランド1部)だが、今季は絶不調に陥っている。直近のアストン・ビラ(イングランド1部)戦に敗れるなど、ここ12試合で9敗している。

 そのアストン・ビラ戦を負傷により欠場したブラジル代表GKエデルソンは今夏にサウジアラビア方面からの関心が盛んに取り沙汰されていたものの、最終的に残留。しかし、シティは2026年夏まで契約を結んでいる同選手を来夏に売却する可能性もあるようだ。

 イタリア『カルチョ・メルカート』によれば、シティはエデルソンが退団した場合の後釜としてユベントス(イタリア1部)でプレーするイタリア代表GKミケーレ・ディ・グレゴーリオの獲得に興味を持っているという。

 シティは今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズでユベントスと対戦した際にディ・グレゴーリオはスーパーセーブを連発しており、ジョゼップ・グアルディオラ監督を賛辞を送っていた。ただ、ユベントスは同選手を獲得するために移籍金1600万ユーロ(約26億1000万円)を支払ったことから、高額なオファー以外は受け付けないようだ。

 インテル(イタリア1部)下部組織出身のディ・グレゴーリオは2020年からモンツァ(イタリア1部)でプレーすると、昨季はセリエA最優秀GK賞を受賞。今夏にユベントスへ加わると、抜群の反射神経を生かしたシュートセービングを武器に今季はここまでセリエA12試合に出場して7度のクリーンシートを達成している。