J1の横浜F・マリノスは12月17日に発表されたスティーブ・ホーランド監督就任に続いて、23日にオーストラリア人のパトリック・キスノーボ氏のヘッドコーチ就任を発表した。
キスノーボ氏は、16日にAリーグのメルボルン・ビクトリーの監督を退任。Aリーグの2024/25シーズン前にビクトリーの監督として3年契約を結んでいたにもかかわらず、最初のシーズンのわずか7試合でその役職を退いた事実も手伝ってか、横浜FMの公式SNSにはビクトリーファンからとみられる書き込みでキスノーボ氏に対する批判が相次いだ。
「また7試合で退団しないことを願う」「なんて冗談だ」「降格を楽しんでください」「実に酷い監督だ」「悪人です」「ピエロ」「裏切者」「気をつけろよ、警告するから」
そんな中、キスノーボ氏は横浜FMファンに向け以下のように正式なコメントを発表した。
「横浜F・マリノスの一員となることをとても楽しみにしています。ピッチでの成功を目指し、才能ある選手、献身的なスタッフ、そして情熱的なファン・サポーターと共に、優れた文化とチームワークを育むために、スティーブ・ホーランド監督を全力でサポートしていきたいと思います。このすばらしい旅を皆さんと一緒に始められることを心待ちにしています!」
ビクトリーの監督としての立場を捨てまでして、J1名門クラブへの入閣にこだわったキスノーボ氏。ビクトリーファンの怒りは当分収まらないのかもしれない。