石膏ではできていなかった!?
アコーディオンのようにビヨーンと伸びた彫刻。
伸びるだけではありません。
なんとねじるようにグニャっと曲げることもできます。
これだけ好き勝手にしたらもう壊れてしまったように思われましたが、ゆっくり元の位置に戻すと・・
人物の顔に元通り!
実はこちらの作品、紙を蛇腹状に何層も細かく重ねて作り上げた「紙彫刻」なのです。
もちろん、石膏は一切使われていません。
彫刻の重厚感を紙という真逆の素材で表現し、紙の柔らかさを活かして動きを加えた驚愕の作品を手掛けたのは、中国人アーティスト・Li Hongboさんです。
こちらもLiさんの作品です。
どれも紙だけで作られているとは思えません。
その精巧さには視聴者からも、「まさに100%現代アート」「衝撃的」「まるでSF映画から飛び出してきたみたい」「今まで見た中で最もクールなアート作品かもしれません」といった声が寄せられていました。