10月下旬にエリック・テン・ハグ前監督を解任し、11月途中からルベン・アモリム監督が率いているマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)だが、直近のプレミアリーグ第17節のボーンマス(同1部)で0-3の完敗を喫して、公式戦2連敗となった。
イギリス『スカイ・スポーツ』によれば、指揮官交代も状況が改善されないユナイテッドは、デンマーク代表FWラスムス・ホイルンドと今夏に加入したオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーを有しているものの、アモリム監督の戦術にマッチするセンターFWを求めているようだ。
そのターゲットとしてユナイテッドはナポリ(イタリア1部)からガラタサライ(トルコ1部)にレンタル移籍中のナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンをリストアップしているという。すでに選手陣営とコンタクトを取っており、個人面での問題はないとみられている。
2020年夏にナポリへ加わったオシムヘンは高い身体能力を活かしたフィジカルの強さや、ダイナミックなプレーを武器にクラブのスクデット獲得にも貢献。今夏にチェルシー(イングランド1部)などへの移籍が取り沙汰されていた同選手は最終的にガラタサライにレンタル移籍すると、今季はここまで公式戦15試合で12ゴール5アシストを記録している。
なお、保有権を所持するナポリはオシムヘンの契約解除金を9000万ユーロ(約147億1000万円)に設定しており、来夏には8000万ユーロ(約130億8000万円)に引き下がるという。ただ、ユベントス(イタリア1部)やパリ・サンジェルマン(フランス1部)に関心を示している同選手を冬の移籍市場では7500万ユーロ(約122億6000万円)で売却する可能性もあるようだ。