10月下旬にエリック・テン・ハグ前監督を解任し、11月下旬からルベン・アモリム監督が率いているマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)だが、直近のプレミアリーグ第17節のボーンマス(同1部)に0-3で敗れた。
3バックを採用するアモリム監督体制でも調子が上がらない状況が続いているなかで、イギリス『サン』によれば、カメルーン代表GKアンドレ・オナナと守護神の座を競える新たなGKを探しているという。そのなかで、キーパースカウトのトニー・コトン氏は日本代表MF田中碧が在籍するリーズ・ユナイテッド(イングランド2部)のフランス人GKイラン・メリエを高く評価しているようだ。
控えGKを務めるトルコ代表GKアルタイ・バユンドゥルは20日に行われたカラバオカップ準々決勝のトッテナム・ホットスパー戦にスタメン出場したものの、4失点。これを受けて、ユナイテッド新たな守護神候補を探しているようだ。
ユナイテッドは来夏に新たなGKを補強したいと考えているが、バユンドゥルが冬に移籍すればその動きを早める可能性もあるようだ。ただ、今夏にユナイテッドへ加わったトルコ代表GKに関心を示しているクラブは明かされていない。
母国のロリアンでプロキャリアをスタートさせたメリエは2019年夏にリーズへ加わると、安定したセービングだけや足元の技術の高さを武器に守護神に定着。調子を落とす時期もあったが、今季はチャンピオンシップ22試合に出場して12回のクリーンシートを達成している。