J1の川崎フロンターレは、12月21日にGK山口瑠伊の完全移籍での加入を発表した。2024シーズン、町田ゼルビアより期限付き移籍にて川崎に所属していた山口。川崎の公式SNSは多数の歓迎するコメントで溢れ返った。
「来年は正守護神目指して、改めてよろしく!」「これは中長期的にも相当良い選択!瑠伊選手ありがとう!」「後はチョン・ソンリョン様が残ってくれればGK陣は安心」「カップ戦要員で終わるなよ」「これからも頼もしいプレー期待しています」
父はフランス人、母は日本人で、ユース時代にはフランスのロリアンのU-17やU-19に所属していた山口。プロになってからは、スペインのエストレマドゥーラUD(2017-2020)、レクレアティボ・ウエルバ(2020-2021)を経て、J2の水戸ホーリーホック(2022-2023)では63試合に出場した。その活躍が認められ2024年には町田に移籍したが、ポジションを確保できず川崎にレンタル移籍していた。
山口本人は完全移籍に際し以下のようにコメントしている。
「この度、FC町田ゼルビアから完全移籍することになりました。チーム、クラブ、サポーターの皆さんが温かく迎えてくれて、シーズン途中の加入でもすぐに溶け込むことができました。すばらしいチームと環境の中で日々成長を感じています。今に集中して鍛錬を重ね、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります。これからもよろしくお願いします」