黒田剛監督のもと、ヴィッセル神戸やサンフレッチェ広島とJ1優勝争いを繰り広げた町田ゼルビア。DF岡村大八(北海道コンサドーレ札幌)、DF菊池流帆(ヴィッセル神戸)獲得の可能性が報じられる一方で、コソボ代表DFイブラヒム・ドレシェヴィッチのSNS投稿も話題に。同クラブ所属の外国籍選手では、清水エスパルスから期限付き移籍中の韓国代表FWオ・セフンに欧州移籍の可能性が取りざたされているほか、ブラジル人FWエリキの去就にも注目が集まっている。
ドレシェヴィッチはJ1最終節・鹿島アントラーズ戦の翌日(12月9日)にインスタグラムを更新。鹿島戦でプレーする自身の姿をアップすると、日本語で「今年一年のご支援に感謝いたします、来年はさらに元気になってまたお会いしましょう」と綴っている。
この投稿には、コメント欄で「来年も町田に来てくれたら嬉しいです!」「素敵なシーズンをありがとう」「来季もよろしくおねがいします!」といった温かいメッセージが多く寄せられている。また「来年はさらに元気になってまたお会いしましょう」という文言に注目したファン・サポーターからは「残留あるかも?」「残ってくれそう」など、町田残留論も湧き起こっている。
ただ一方で岡村、菊池とセンターバックの獲得報道が相次いでいるだけに、ドレシェヴィッチの退団を予想する声も。町田とは異なり、コソボ代表では主に中盤を任せられているだけに、ボランチやアンカーへのコンバート案も浮上している。
現在27歳のドレシェヴィッチは、2024年1月にトルコ1部カラギュムリクから町田へ完全移籍。原靖フットボールダイレクターが新体制発表会で同選手の獲得を先行発表したことで話題を呼んだほか、トルコメディア『Fanatik』は移籍金額を80万ユーロ(約1億3000万円)と報道。来日1年目はリーグ戦31試合で出場と、主に元日本代表DF昌子源とセンターバックコンビを組んでいた。