■働きやすさを上げるために重要なこと
結果としては、「尿管結石の痛みに近いこともある」という先生のひと言で女性のつらさを理解するというおじさんあるあるな結末になってしまった。ただ、もちろん人によって痛みの感じ方には差がある。
尿管結石みたいな痛みが1週間、それが毎月来るような人もいるのかもしれない。さらに今回は、下腹部痛のみを再現したものであり、腰痛・頭痛・眠気・倦怠感など、様々な不調を伴うと思うと恐ろしいばかりだ。そのため、痛みの差はあれど生理痛体験は実際に理解度を高める重要な研修になるので採用する企業が増えているのだろう。
また、先生いわく、こういった研修だけでなく、生理痛(月経困難症)の治療などを福利厚生として採用している企業もあるそうだ。
適切な治療を受ければ生理がつらくて仕事をすることが難しかった人でも痛みが緩和され、問題なく働ける状況になることも多いため、企業が生理痛で悩む社員の治療を応援することで本人だけでなく、周りの人たちの働きやすさも上がってくるのかもしれない。
(取材・文/Sirabee 編集部・熊田熊男)
提供元・Sirabee
【関連記事】
・サイゼリヤ、ミラノ風ドリアに”異変” 「こんな形だった?」ネットで驚きの声続出
・「お店に並んだチョコ」のはずなのに… ある世代は別モノにしか見えないと話題
・アクシデント発生したスーパー、入り口を見ると… 全て解決する「ユルさ」があった
・30代女性の6割がバスタオルは毎回洗濯 「そんなに汚れない」との意見も
・注文通り真っ赤な商品を提供したマックが後悔 購入者に「ご連絡を」と呼び掛け