12月17日にスティーブ・ホーランド新監督の就任を公式発表した横浜F・マリノス。小池龍太(鹿島アントラーズ)、上島拓巳(アビスパ福岡)、實藤友紀(ベガルタ仙台)とディフェンダーの放出が相次ぎ、DF畠中槙之輔にセレッソ大阪移籍の可能性、DFエドゥアルドにV・ファーレン長崎移籍の可能性が報じられるなか、コロンビア1部リオネグロ・アギラスからコロンビア人DFジェイソン・キニョネスの獲得に動いているという。
現在27歳の同選手は、身長185cmで右利きのセンターバック。プロデビュー以降、コロンビア国内でのプレー経験しかないが、2024シーズンはリーグ戦30試合の出場で7ゴールをマーク。直近3シーズンにわたり、センターバックの主力選手として活躍しているほか、一部の公式戦でキャプテンマークを巻いている。
スペイン紙『アス』コロンビア版は12月10日、コロンビア1部アトレティコ・ジュニオールがアギラスに対して、キニョネスの獲得オファーを提示したと報道。ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、同選手はアギラスとの契約を2026年12月まで残しているが、今冬移籍を望んでいるという。
そんななか、コロンビアの移籍市場に精通しているジャーナリストのユリアン・カペラ氏が21日に伝えたところによると、エラス・ベローナと横浜FMもオファーを提示したとのこと。コロンビア国内屈指のセンターバックと評されているだけに、国内外の複数クラブによる争奪戦が繰り広げられているという。
2024シーズン途中まで浦和レッズのテクニカルダイレクターを務めていた西野努氏の招へいしたこともあり、守備陣を中心に選手の入れ替えが激しくなっている横浜FM。エドゥアルドにかわるセンターバックとして、キニョネスを迎え入れる可能性も考えられる。