2024年も終わりに近づき、今年達成された数々の偉業を振り返る時期がやってきた。特に奇妙で素晴らしいギネス世界記録には、我々の想像力を掻き立てるものがある…かもしれない。今回は、米ニュースサイトUPI.comを参考に、2024年の奇妙なギネス世界記録10選を紹介したい。

奇妙で驚きの記録の数々:世界最小の洗濯機からカボチャボートまで

1.世界最小の洗濯機

 インドのセビン・サジ氏が、縦3.25cm×横3.35cm×高さ3.86cmという、たまごっちよりも小さい洗濯機で世界記録を更新した。この洗濯機は、洗濯、すすぎ、脱水までの一通りの動作が可能である。

2.鶏の形をした世界最大の建物

 フィリピン、ネグロス・オクシデンタルにあるカンパストゥーハン ハイランド リゾート(Campuestohan Highland Resort)の鶏の形をした建物が、高さ約35メートルで世界記録に認定された。15の客室を備えたこの建物の形は、地元の闘鶏産業へのリスペクトだという。

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(画像=画像は「Oddity Central」より、『TOCANA』より 引用)

3.カボチャボートによる最長パドリング記録

 米オレゴン州のゲイリー・クリステンセン氏が、「パンキー・ローフスター」と名付けた巨大カボチャで作ったボートで、コロンビア川を73.5キロメートル漕ぎ、世界記録を更新した。強風と不安定な水流の中、カボチャの側面には「本物です」と記されていたという。

4.猫による10メートルスケートボード最速記録

 中国のLi Jiangtao氏が飼うアメリカンショートヘアの猫、バオ・ズーが、10メートルを12.85秒でスケートボード走行し、世界記録を樹立した。Li 氏はプロのドッグトレーナーで、バオ・ズーが犬のスケートボード練習を熱心に見つめていたため、猫にもスケートボードを教え始めたという。

5.箸を使って1分間に食べた米粒の最多記録

 バングラデシュの女性スマイヤ・カーン氏が、箸を使って1分間に米粒37個を食べたという記録で世界一に。韓国文化とラーメン好きが高じての挑戦だったそうだ。

.車によるバンジージャンプの最高高度記録

 プロのスタントマン兼レーシングドライバーのローラン・ラスコ氏が、日産キャシュカイe-POWERで高さ約65メートルのクレーンからバンジージャンプを行い、世界記録を更新した。車はバンジーコードの端で上下に跳ねた後、無事に停止した。

7.1台のテレビに接続されたゲーム機の最多台数記録

 サウジアラビアのゲーマー、イブラヒム・アル・ナセル氏が、444台のゲーム機を1台のテレビに接続し、世界記録を樹立。30台以上のRCAスイッチャーと12台以上のHDMIスイッチャーを使用し、ゲーム機をプレイする際にはどのスイッチボックスとコンバーターを使用する必要があるかをExcelスプレッドシートで管理しているという。

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(画像=画像は「Guinness World Records」より、『TOCANA』より 引用)

8.電動手押し車の最速記録

 イギリスの整備士ディラン・フィリップス氏が、改造した電動手押し車で時速84.6キロメートルを記録し、世界記録を更新した。問題は減速で、この風変わりな乗り物には前輪にしかブレーキがないという。

10.世界一幅の広いウィッグ

 ナイジェリアのウィッグメーカー、ヘレン・ウィリアムズ氏が、幅約3.65メートルのウィッグでギネス世界記録に認定された。これはミニクーパーよりも幅が広い。800束以上の本物の髪の毛を使用し、1000個のラインストーンで装飾されたこのウィッグは、彼女のオフィスに展示されている。

 奇妙な記録から心温まる(?)記録まで、様々な記録が生まれた2024年。人間の探求心と創造力は、我々に驚きと感動を与えてくれる……かもしれない。来年はどんな記録が生まれるのだろうか、今から少しだけ楽しみである。

提供元・TOCANA

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