65歳以上をターゲットにハイリスク債券を販売する教育

 前出「週刊文春」記事によれば、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は社内研修で65歳以上の富裕層をターゲットにハイリスク債券を販売する教育を行っていたというが、これは金融機関では一般的なものなのか。

「日本証券業協会と金融庁は高齢者への金融商品の販売について厳しいガイドラインを定めており、銀行によっては担当者は複数回にわたり役職者の同席のもとで顧客と面談しなければならなかったりと、多くの手順を踏まなければならず非常にハードルが高いです。また、銀行としては、できるだけ将来的に長く運用してくれる顧客のほうがありがたいという事情もあるため、むしろ主要ターゲットとしては、これから長い取引が期待できる若い年齢層のほうになってくるのではないでしょうか」

(文=Business Journal編集部、協力=椿慧理/金融ライター)

提供元・Business Journal

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