ホンダから2024年3月に発売となった新型「アコード」その維持費は、どれほどのものになるのでしょうか? 納車された後から、最初の車検までの費用を計算してみました。文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
「アコード」が新車として納車されてから、3年後の車検までの間と、最初に車検にかかる費用をあわせた、最低限度のクルマの維持にかかる費用を試算しました。
維持費として車検までの間に必要なのは「税金(自動車税)」「保険(任意)」「燃料費」「メンテナンス代」です。そして最初の車検のときにかかるのが「車検料金」と「重量税」「自賠責保険」です。
最近は、「車検料金」を含めた「メンテナンス代金」を最初に支払う、メンテナンスパックが主流となっています。そのため、今回の試算では、「車検料金」は「メンテナンス代金」に含まれています。その総額は111万9695円。36か月を均等割りすると約3万1103円となります。
<アコードの3年間の維持費>
自動車税 10万8000円
自賠責保険(車検時) 1万7650円
重量税(車検時) 0円
任意保険 63万8640円
燃料費 22万0605円
メンテナンス費用 13万4800円
合計 111万9695円
自動車税(種別)は、毎年、春に課せられる税金です。エンジン排気量によって税額が定まります。「アコード」は、1993㏄のエンジンを搭載しているため区分は、「1.5リットル超~2リットル以下」となり、税額は3万6000円となります。そのため最初の車検までの3年分では3万6000円×3年分で、10万8000円になります。
「アコード」の自賠責保険は、新車購入時と車検時に支払うことになります。そのため、今回の試算では、最初の車検時に支払う額が維持費になります。その額は24か月分で1万7650円になります。