アレクサンダル・チャヴリッチ 写真:Getty Images

 スロバキア代表FWアレクサンダル・チャヴリッチは、スロバキア1部SKスロヴァン・ブラチスラヴァ復帰の可能性が報じられていたものの、ブラチスラヴァ関係者が鹿島への完全移籍移行を示唆。チームメイトのFW鈴木優磨も同選手の残留をほのめかしたと、ファン・サポーターの間で話題になっている。

 チャヴリッチの去就を巡っては、スロバキアメディア『SPORT7』は12月10日に「チャブリッチにスロバキア復帰の可能性が報じられている。鹿島へ完全移籍の可能性は低いだろう」と、鹿島退団の可能性を報じていた。

 しかしブラチスラヴァの関係者は17日、スロバキアの公共放送『スロバキアテレビ』の番組出演時に、「(鹿島との契約は2025年1月末に終了するが、)買い取りオプションは行使されるはず。彼は間違いなく鹿島所属選手であり続ける。鹿島での年俸は、我々の条件と比較にならない」とコメント。鹿島への完全移籍が既定路線であることを明かしていた。

 一方、『リクシルスポーツ』の公式YouTubeチャンネルで20日に公開された動画では、DF安西幸輝、GK早川友基、鈴木がチームメイトであるFW師岡柊生のパフォーマンスに言及。

 安西が「去年も片鱗はあったけど、言い方悪いけどちょっと頭悪いなと思っていた。だけど、ポポさん(ランコ・ポポヴィッチ元監督)が来てかなりプレーが整理されて。優磨と2トップを組むようになって、役割がはっきりした。点取れない時期に悩んでいたことがあったけど、ラスト2試合でゴールを決めた。来年2桁とってくれたら、優磨以外に2桁とる選手が出てきたら…」と語ると、鈴木は「チャヴリッチも(2桁ゴールを)取るだろうしね」と反応。このコメントに、安西は「この3人が点を取ってくれたら、おのずと優勝に近づくかなと思う」と返している。