SNSでできるUGCの創出方法は
どんなときにUGCは生まれてくるのか。増岡氏はSNSのアカウント運用でできるUGC創出方法をこう話す。
「まず、どのようなUGCが出ているかを知り、UGC創出の切り口を見つける必要がある。その上で何か返答してもらえるようなコミュニケーションをとりながら、ユーザーが秘めている口コミを露出してもらうようにする。具体的には質問を投げかけたり、ハッシュタグ投稿を促すなどの方法があるが、一番大事なのは切り口である」
質問を投げかける際に意識すべきポイントは3つ。反応してくれるユーザーの母数はどのくらいか、答えるハードルは低いか、質問を見たことでユーザーのテンションは上がるのか。
UGCを増やすには、そもそも土台となる分母を増やす必要があり、そこから始めなければならないケースもある。質問に対する回答は、文章を書き込むようなものだとユーザーは面倒に感じるため、最小限のアクションで答えられるよう工夫する。回答する動機はなにか、刺激が得られるのかなども考える必要がある。
SNSが当たり前の現代のマーケティングにおいて、主体となるのは企業ではなくユーザー(消費者)だ。その点ではPRもSNSも同じプラットフォームであり、いかに生活者を動かすことができるかが成果を左右することになる。
(文=横山渉/ジャーナリスト)
提供元・Business Journal
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