特にジャニーズによって利益を得てきたNHKをはじめとする地上波キー局の歯切れが悪いのは、自分たちにも加害責任があると自覚しているからだ。
そうではないメディアなら、やってる感満載の追求をしても良いと思っているのだろうか?そうではないだろう。
確かに加害責任の追求は大事だ。世界的にショッキングなニュースとして広がっている事件であり、加えて被害がどこまで拡大するか、まるで先が見えない状況だ。
ジャニーズ側に被害者だと名乗り出ただけで既に450人に上り、ジャニーズが金を渡して口封じをした相手も含めると、どれだけの規模になるか、分からない。
その事件の実態解明を行うことと、記者会見のルールを無視してその場だけやってる感を出すことは、まるで違う問題だ。
頭の悪い記者が騒ぐことが、実は問題の本質を見失わせる可能性もある。
それはジャニーズとジャニーズを擁護する側にとっての、援護射撃でしかない。
■
以降、
・当事者を置き去りにするマスコミ ・ジャニーズ問題の加害者 ・マスコミを動かしたのはガーシーとBBC
続きはnoteにて(倉沢良弦の「ニュースの裏側」)。
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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